2012年3月14日水曜日

東日本大震災 3・11 祈りの集い 「もみの木カフェ」

毎週お邪魔している高久第一応急仮設住宅の程近くに、素敵なログハウスがある。
いわきサポートステーション「もみの木カフェ」である。
これは、震災直後からいわき市内の避難所・仮設住宅等でボランテイア活動をされているカトリック教会さいたま教区の方々が、出来るだけ長い期間、被災者に寄り添って活動を続けていくために建設されたとのこと…

「もみの木カフェ」
住所:いわき市中央台高久2-11-2 電話0246-38-7444
「もみの木カフェ」のシンボルマークが彫られている板は、この支援活動のリーダーの谷さんが阪神大震災の際、現場でトラックから重い物を降ろすために用いた台木だそうだ。
当時、仮設住宅の建設が終った時点で神戸でのボランティア活動は一段落となったが、その後、仮設住宅内での孤独死、自殺者が続出する結果となってしまった。

「もみの木カフェ」は、その時の反省から生まれたそうである。
私も同じような懸念から仮設住宅の集会所訪問を始めたので、ここでのご活動に少しでも協力出来たらと思っている。

「もみの木カフェ」では、オリジナルブレンドコーヒーや紅茶を提供し、スタッフが被災者の方々の話し相手になり、日常生活のストレスの軽減をする「傾聴サービス」を行っている。
2012311日「もみの木カフェ」で催された「東日本大震災 311 祈りの集い」に参加した。
いわき市内では震災1年の大きなイベントがいくつもあったが、移動手段のないご高齢の方々でも、孤独を感じることなく仮設住宅近くのこの場所にみんなで集まってこの日この時をむかえることができるように、「もみの木カフェ」のスタッフの皆さんのご配慮から生まれた企画だ。(と解釈している)
だからこそ、ご縁があって知り合えた方々と、この時を過ごしたかった。

1446分 黙祷」

信教の種類・有無など問題ではない。
それぞれが、それれぞれの方法で、それぞれの想いを胸に祈りを捧げる。

愛が満ちあふれる未来のおとずれを、ただひたすら祈った。

その後、代表の5人の方々の「祈り」の後に、みんなで「一人の小さな手」、「BELIEVE」を歌った。

いま未来の扉を開けるとき
悲しみや苦しみが
いつの日か喜びに変わるだろう
I believe in future
信じてる

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