2018年4月21日土曜日

春爛漫の桃畑を抜けて ~第5回 PEACH!!~

早くも第5回を迎えた PEACH!! は、県北の公立藤田総合病院での開催。
快晴の中、せっかく桃の里でのお勉強の機会なので、先ずは地域風土の視察から…
阿津賀志山~白石市往復の18㎞ラン!
春爛漫の桃畑を抜けて、猿の群れを目撃しながら 延べ標高差350mの登山ランに、わたくしの筋肉は喜んでいました。


冒頭に、症例検討とポートフォリオ検討が1事例ずつありました。
前者が議論のフォーカスが傷病中心であるのに対して、ポートフォリオ検討では学習者(事例報告者)の成長の過程が議論の的となります。
同じイベントの中で連続して行うことにより、ディスカッションを通して両者の違いが浮き彫りになり、学習者中心の医学教育の充実のためにも、学習手段としてのポートフォリオの有用性を再認識し、更に有効活用していきたいと思いました。


次に、英国ロンドンから英国総合診療医・指導医の Will Brook 先生による特別講演。
「Images of Primary Care」と題し、London の Welcome Library や New York の The Burns Archive などに収蔵されている、医療に関する古い写真を紹介しながら、世界の医療、プライマリ・ケアの歴史についてお話いただきました。
存在そのものが癒す力をもつ家庭医によるケア、患者中心の医療の方法の奥深さをしみじみ感じる時間となりました。

最後のセッションは、福島県立医科大学 医学部 地域・家庭医療学講座 北村俊晴先生によるワークショップ「すぐできる!エビデンス検索」データベースからの情報検索
短時間で必要な情報にたどり着くための「コツ」、英語が苦手な人でも大丈夫な二次資料のワンランク上の使い方が紹介されました。
情報検索に不慣れな臨床研修医の皆さんでも、ていうか、だからこそ、やってみると色々発見があったようで、先ずはデータベースとお友達となって、毎日触ってみて、自分なりの裏技を見つけたりするのも上達のコツかと感じました。

福島県内の総合診療医育成のための5つのプログラム。
今後、それぞれが益々コラボして、より良い学習の場を提供していけたら良いと思います。






2018年4月19日木曜日

“コネ”と 医の倫理 ~実践家庭医塾~

今宵の家庭医塾では、冒頭、昨年度末に晴れて専攻医を卒業した藤原学先生に、プログラム責任者の葛西教授から、研修修了証書が贈呈されました。
これからは指導医として益々ご活躍いただきたい、というよりも、既に早速そのような手腕を発揮されているので心強い限りです。


次に、理事長ご自身から、超高齢・多死社会を見据えた、未来のニーズに応えられる面倒見の良い病院を目指していく かしま病院のビジョンが語られ、付随してAdvance Care Planningのあり方や、それを取り巻く世間体などのディスカッションで大いに盛り上がりました。

最後に「“コネ”と 医の倫理」と題して、久々にわたくしがプレゼンを担当しました。
身近な人、家族、自分自身、VIP、たまたまネットで繋がった方などに対して、医師としてどのように関わるべきか?
皆さんの豊富な実体験をもとに、様々なご意見や工夫、対策を授かり、大変勉強になりました。

2018年4月15日日曜日

海外ゲスト&新人歓迎! 第132回 家庭医療レジデント・フォーラム@かしま病院

今年度も新しい専攻医をかしま病院に迎え入れることができました。
今回の家庭医療レジデント・フォーラムは、新人オリエンテーションを兼ねた内容でした。

また、すっかり葉桜になった鹿島千本桜がある矢田川沿いで「かしま ふれ愛 さくら祭り」が行われていたので、昼食の食料ゲットをかねて皆で繰り出しました。

午後には、英国から訪問している家庭医 Will Brook先生からのプレゼンもありました。
家庭医は、患者さんと最初にコンタクトして診断や治療を施すだけでなく、継続的に関わり、ずっとそばにいることで存在そのものが癒しになる。
プライマリ・ケアや家庭医の歴史を物語る多くの写真を用いて、そういった感じの心意気を語ってくれた。ような気がする…





2018年4月5日木曜日

あっちゃん、新人の皆さんと絡むの巻



院内研修委員会のご厚意で、新入職者の皆さん相手に「あっちゃん漫談」と題した、たっぶり1時間かけて、変態「石井 敦」が自己紹介するという危ないプログラムが毎年組まれています。
好例なのか辛例なのか降霊なのかは不明ながら、実際 恒例となっています。
自身としては、変態増殖のための非常に贅沢な機会を与えていただいていると思い感謝申し上げます。
自己紹介といえど、結局、プライマリ・ケアとは何ぞや? 家庭医療・総合診療とはなんぞや? というところに帰着するのが「石井 敦」の自己紹介です。
年々、プレゼンのノリが順調にヤバい方向に向かっているのですが、その分、新人オリエンテーションでの他の部署からの講義三昧に疲れ果てた新人君たちへの良いアクセント(オアシス?)になっているものと、勝手に信じています。
今年の新人の皆さんの印象としては、例年カターい雰囲気満載の空間から いかに解す作業から入るのですが、今年は柔和な感じがしたのは何故でしょう?
積極的な質問も出て、未来への明るい兆しを感じることができました。
余談ですが、今年度から これまで部長すらいなかった総合診療科の部長職を拝命しました。
奇しくも本日は、かしま病院の創立記念日。
記念式典で語られた理事長の「かしま病院は、地域の面倒見の良い病院を目指します」の力強いお言葉に、総合診療科・家庭医の役割の重みを再認識し、明日へ向かって猛進していく決意を新たにしました。

2018年4月1日日曜日

かしま病院・クリニックかしま統合のお知らせ

エイプリルフールですが、下記記述は嘘ではありません(笑)

クリニックかしまは、平成30年4月1日よりかしま病院と統合してかしま病院外来として一本化することとなりました。

・ 外来診療や診察場所等については、従来通り変更はございません。
・ 診察券はクリニックかしまのものを引き続きご使用いただけますので ご安心ください。
・ 診療所から病院に変わることで、料金が変わる診療内容もございます。

予めご了承いただきますようお願い申し上げます。

これからも地域のための医療機関として、より充実した医療を皆さまに提供できるよう取り組んでまいります。リニューアルした『かしま病院』を、今後ともよろしくお願いいたします。

いろいろあってクビになりました

いろいろあって、2018年3月31日の診療を最後に想い出多きクリニックかしまを退職することになりました。
なんと退職金もZERO~
つまりクビ!(笑)
4月からは新天地で頑張ります。

詳しくはこちら

2018年3月17日土曜日

第9期 研修修了記念講演 & 祝賀会 ~第131回 家庭医療レジデント・フォーラム~

今年度、当講座は2名の精鋭を福島産の家庭医として世に送り出します。
われらがスーパードクターFと、北斗神拳 第64代伝承者「ケンシロウ」が、それぞれの輝きを放ちながら羽ばたいてゆきます。

今日の家庭医療レジデント・フォーラムのメインプログラムは、専攻医 第9期生2名の研修修了記念講演でした。



真摯に家庭医療に向き合い追究し続けた福島での3年間を振り返り、渾身のプレゼンテーションをしてくれました。
2人の共通点は、地域の医療の現場で求められること ≒ やりがい・生きがい
つまり、やりたいことを生きがいを感じながら努めることが、そのまま社会貢献になり、それが更なるやりがいにつながっていく…
これは、社会人・医療人として とても幸せなことだと思います。

これから専門医を取得していく彼らですが、その後も生涯にわたって家庭医として自ら学び続ける準備が整ったことをプレゼンテーションを通して確認することができました。
それぞれの強みをこれからもどんどん伸ばして成長していくのが楽しみです。

祝賀会の詳しい様子はこちら