2020年9月27日日曜日

いわき-只見 瞬間移動(オンライン) ~第156回 家庭医療レジデント・フォーラム~

 例年であれば、いわきから移動に片道4時間ほどかけて参加する只見での勉強会も、Zoomでのウェブ開催なので、開始直前まで呑気に自宅近くでランニングしていても間に合いました。

確かに効率は良いのですが、秋の只見へのプチ旅行も素敵なので、ちと寂しくもあります。


本日の専攻医からの提示事例は、総合診療医に求められる能力が、他領域にわたり複雑に絡み合いながら学ぶことができた示唆に富むものでした。単純でない事例では、診療の中で少なからずモヤモヤした感情や、しっくりこないストレスを感じるものです。しかし、その状況に耐えたり、ひたすらもがいたりすること自体が、総合診療医を育てるんだな~ と実感しました。


本日のレクチャーのテーマは「医療者自身のケア」でした。

職場のチームが良好であるとは、どのような状態でしょうか?

講師の若山先生から「心理的安全性」が保たれている状態であることが重要であることが示されました。自分の意見を自由に述べても理不尽に非難されたりせず、互いに信頼感や共通の目的意識、社会的使命に向かって、仲間とともに個々が役割を果たしていくことがとても大切だと思います。