お盆の終わりに ― また来てね
送り火を焚きました。
子どもたちと炎を見つめながら、
ご先祖様に、
「また来てね。」
と声をかけました。
迎え火でお迎えして、
お盆を一緒に過ごして、
送り火で、またお送りします。
子どもたちにとっては、
会ったことのないご先祖様もいるでしょう。
それでも、
自分たちの前に誰かがいて、
そのまた前にも誰かがいて、
たくさんの命がつながった先に、
今の自分がいる。
そんなことを、炎を見ながら少しでも感じてくれたらいいなと思います。
そして私は、
「また来てね」
と声に出しながら、
心の中で、もう一つ。
「愛を繋いでいきます。」
と誓いました。
受け取った命を、次の命へ。
受け取った優しさを、次の誰かへ。
受け取った愛を、またその先へ。
ご先祖様から子どもたちへ。
そして、いつの日か、
子どもたちから、さらにその先へ。
そうやって人は、
姿が見えなくなっても、
誰かの中で生き続けるのかもしれません。
炎はやがて小さくなり、
煙になって空へ昇っていきました。
また来年。
それまでこちらは、
みんなで元気に暮らします。
そして、
いただいた愛を、ちゃんと繋いでいきます。

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