2016年4月28日木曜日

これまでの個別の経験がつながる瞬間 ~実践家庭医塾~

今年度最初の実践家庭医塾
いわきでの地域医療研修でプライマリ・ケアを学んだ臨床研修医によるプレゼン。
学びの集大成の場としてすっかり定着しつつある。

今回のプレゼンは参加者を唸らせる秀逸なものだった。

これまでのいくつかの経験から、患者中心の医療、プライマリ・ケア、高齢者のケアなどについて、独自の見解と、腑に落ちない感情を抱いていた中で、迎えた今回のたった1ヶ月のいわきでの研修。
とても短い期間ながら、ここでの経験の一つひとつが、彼のモヤモヤを解決するヒントとなり、時間的にも空間的にも異なる過去の事象のどれもが、患者中心の医療を実践するために必要な示唆を与えていたことに気づいてくれたようだ。

ここまで深く学んでもらえると、研修を受け入れる身としては嬉しくてたまらなくなる。
だから、この仕事はやめらんねぇ~な!



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