2015年7月30日。
七夕ムードのいわきを離れ、平日の昼間でガラガラのひたちに乗り込み「自民党青年局と若手医師が本音で語り合う会」なる会合に参加するために、自民党本部に出張。
若手同士どのように本音で語り合うのか? 興味津々ではありながら、事前のお知らせを見ると、野田毅自民党税制調査会長による社会保障に関する講演のみ・・・
その後、立食形式の懇親会が予定されているものの、本音で語り合った結果を議事録としてきちんと記録に残し、次の政策へ繋げていこうという気概がプログラムを見る限り感じ取れませんでした。
東京に着くと、市民ランナーのメッカである皇居の周りでも、猛暑過ぎて走っている人はほとんどいませんでした。
さて、初潜入の自民党本部。
ただでさえ不審者にしか見えない風貌なので、せめて態度だけでも堂々と門を通過・・・
でも、やっぱり・・・
ちょっと待って棒を持ったオジさんが慌てて駆け寄ってきました。
事情を伝えてドキドキしながら会場の会議室へ!
入ってみれば、そこはただの古いビルであった。
さて、本題にもどります。
第一部の講演会には、全国各都道府県から数名ずつ67名の医師会員と数名の自民党若手議員が参加。
いや~な予感は的中するもので、野田毅氏の講演の内容は、超高齢社会がもたらす、人とカネ不足について・・・
医療政策や社会保障について、すでに問題意識を持って、平日の昼間に全国から足を運んだ医師相手に、はたして今更 時間を割いて話すべきことなのでしょうか?
講演は10~15分ほどで、残り時間を全部ディスカッションにあてて欲しかった。
案の定、第一部の質疑は2件でストップ。
しかも質問する相手は、自民党の最重鎮。
少なくとも第一部は、自民党青年局と若手医師が本音で語り合う会ではありませんでした。
こうなったら第二部の懇親会にかけるしかない!
懇親会には、若手を中心に40名弱の自民党議員が合流し、出身(選出)ブロックごとに語り合いました。
事件です!!!
福島県選出の自民党国会議員に青年局員がいねぇ~!!!!!
地元議員と語れねぇ~!!!!!!!
福島で高齢化しているのは医師だけでなく、議員さんもだったのね(泣)
幸い、隣県の議員さんが、いわきの惨状と、そこから必然的に生まれる死に者狂いのあがき。既成観念をぶっ壊して、限られた医療・福祉資源を有効利用し、窮地を乗り越えるために、医師会、市行政、住民が一丸となって知恵を出し合いはじめている様子に興味をもってくださいました。
結局、国はあてにならないので、現場でアイディアを出して、トライ&エラーを繰り返して、うまくいったら情報発信して、国が取り入れるように仕向けるしかない。
自分にとって、そういう想いを強くする会でしかありませんでした。
ある程度、予測していましたが・・・
折角の おのぼりさん。
ガード下で呑みなおして帰るのでありました。
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