馬路村を堪能するぞ~!
というわけで、昨夜夜更かしした割には興奮気味のため、きっかり朝5時30分に起床。
高知市を後にする前に、高知城までジョギング。
石段を一気に駆け上ると、眠気も吹っ飛んで準備万端。
高知大学医学部に到着し、実行委員の皆さんのミーティング。
丁寧に準備をされてきただけあって、皆さん気合が入っていて、しかもとても楽しそう。
一気にバスに乗り込んで、定刻に発車!
家庭医道場の旅が定刻通りに出発できたのはとても珍しいそうで、曇りがちの空の行方が更に心配に…(笑)
不安とは裏腹になんとか天気がもちそうで、壮大な土佐湾を拝みながら、ここからはしばし海とお別れし、一路内陸の馬路村へ!
馬路の由来は、馬でしか通れないような悪路でしかアクセスできない秘境だったからだそうだ。
今回は、交互通行が必要な細い道ながら、馬の道ではなく舗装された道を素晴らしいドライビングテクニックのバスで、順調な旅。
とは言え、よく鹿と激突する危険な道とのこと。
さあ、馬路村へ到着。
まずは、馬路診療所で、村で唯一の医師、中川大輔先生とご対面。
施設の概要を説明していただいた。
900人余りの村民の医療ニーズに日々真摯に向き合いながら日々研鑽を積まれている様子がよく理解できた。
新築したての杉の香りに癒される診療所の中や、村のいたるところに、こんなホンワカするメッセージが散在していて、心を温めてくれる。
空と山と川と田んぼと柚子畑と小さな集落しかない長閑な風景。
今回の会場+宿舎の うまじ温泉に到着!
家庭医道場オープニング!
実行委員の決めた今回のテーマは「知ろうよ!UMAJI、見つめよう!MYSELF」
地域で働く医療者を知るには、まず地域を知ること。
また、馬路のことを知っただけで終わらせるのではなく、自分自身がどういう医療者になるのかということも考えるようになってもらいたいという気持ちが込められているそうだ。
この発展性のある企画力と、ただプログラムを与えられて受動的に学ぶのではなく、学生が主体的に企画・運営しているところにまず感心させられた。
阿波谷教授の開会宣言に引き続き、馬路村の上池村長の講演会。
村の窮地をチャンスに変えていくバラエティー溢れる発想力に驚かされるばかり。
さて、お待ちかねの昼食
ランチョンセミナーでは、福島・いわきの現状や取り組みについてお話する機会を与えていただいた。遠い東北の地でも、共通の想いを持ってもがいている人たちがいるということを知ってもらえたなら嬉しい。
午後は、馬路クエスト。
つまり、みんなの足と五感で馬路を楽しみ、馬路の人々の生活を知り、医療のことを考える準備としての探求の時間である。
馬路クエストでは、林業、農業、観光、子育て、川、環境、食文化、行政など9つのテーマに分かれて、地元の皆さんに案内していただきながら馬路村を満喫し、のちに夜の意見交換の場で各チーム経験したことを発表。初めてウナギをさばいたりしながら、地域の方々のあたたかさや、地域の課題などを深く感じ取っているようだった。
天然ウナギをさばいたら、すぐに炭火であぶって…
さすが西日本は、日が沈むのが遅いので、夜になってもまだまだ明るい(笑)
そして、高知県安芸郡の地酒は旨い。
ついつい酒がすすんで大盛り上がり!
仕上げは肝試し・・・
漆黒の闇には危険がいっぱい。
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