2011年9月30日金曜日

ゆる体操普及作戦 in 仮設住宅

先日、「ゆる体操」指導員のための講習受講と、検定試験の受験をさせていただいた。

ゆる体操とは、誰でも肩ひじ張らずに実施できて、ノーコスト・ノーリスクで「健康」「機能向上」「美と若さ」を獲得できる、とっても優れた健康体操である。
気功、ヨガ、呼吸法などの様々な健康体操の長所を取り入れて、頑張らなくても効果抜群という、いかにも「ユル~イ」体操なのだ。
→詳しくは「“ゆる体操”ってなんぞや?」を参照

久々の受験に嫌な汗をかいたわけだが、いつになったら自宅に合格通知が届くのやら…
(実技がどんなに素敵でも、筆記試験が全問正解じゃないと合格出来ないなんて聞いてなかったよぉ~!!!)

落胆はさておき、ノーコスト・ノーリスクでこれほど楽しい健康体操を仮設住宅で広めない手はない。

仮設住宅で過ごしている方々のお話を聴かせていただくと、日々新たなストレスを感じながら、怒りたくもないのに怒らざるを得ないような出来事に遭遇したりして、心身ともに凝り固まっていることが容易に想像できる。
こんな時、ゆる体操は打って付けだ!

実際の運動自体は、日頃運動不足の方(私のこと)でも簡単に実施できる。
本当は、高度に計算された身体機能開発の運動なのだが・・・
ほとんどは身体をプラプラ揺すったり、モゾモゾさせたりクネクネさせたり、スリスリさするだけなので、老若男女、どんなに身体が固い人でも、誰でもできるいい体操だ。
特に面白いのが、体操をしながら発する擬態語が、ダジャレになっていること。
例えば、膝を「コゾコゾ、コゾコゾ」言いながらやる「膝コゾコゾ体操」は、膝こぞうにかけている。


とにかく、思わず笑わずには出来ないほど愉快な体操なのだ。
一番ウケルのが「Vゾーン体操」
これはまるで ビートたけしのギャク「コマネチ!」と同じような動きをしながら「Vゾーーン!!!と叫んで飛び跳ねる。
今日はひとまず、いわき市の仮設住宅の集会所に、NPO法人日本ゆる協会が被災者支援のために作成した「ゆる体操」手拭いを持ち込んで、みんなで「Vゾーン!!」と叫ぶことに成功した。

2011年9月29日木曜日

スパリゾートハワインアンズ 再オープン目前!

地震の後、上空でヘリコプターが巡視しているようですが、今のところ大きな異常はないようです。
そして、激動のいわきでも、遂に復興のシンボル、スパリゾートハワインアンズが、10月1日に一部再オープンします。

新しい映画
(小林正樹監督、10月29日公開)
も楽しみです。

フラガールお待たせ、ホームいわきに復帰

東日本大震災で休業している福島県いわき市の温泉レジャー施設「スパリゾートハワイアンズ」が10月1日に営業再開するのを前に、専属ダンスチームのフラガール28人が29日、フラダンスショーの公開リハーサルを行った。
 施設は地震で被害を受け、メンバーは5月から全国各地で巡業してきた。本拠地での上演は約8か月ぶり。リハーサルではポリネシアの民族舞踊を優雅に踊った。
 リーダーのマルヒア由佳理さんは「久しぶりにホームで踊れ、うれしい。全国でもらった応援をパワーにしたい」と笑顔だった。
(2011年9月29日20時25分  読売新聞)

怖っ! 地震雲の地震予知能力…

派手な地震雲を見てから約1時間半後、福島県いわき市で震度5強!

私は、磐越自動車道、いわき市三和ICを通過後 走行中に緊急地震速報!
いわき中央ICを降りた直後に高速閉鎖。
でも大丈夫でした。

今日からお空が気になるようになるかも…

地震雲?

今日の夕方の福島県立医大の北の空です。
南北を豪快に切り裂く放射状の雲が・・・

雲が地震予知に役立つかどうかは分からないけれど、雲を気にしている人がいることは事実。
いろんな声に耳を傾けますよ、家庭医は・・・

で、これって地震雲ですか?
知ってる方、教えてください。

地震情報サイト「地震雲について」


<ウェキペディア フリー百科事典より>
地震雲(じしんぐも、じしんうん)
地震の前に発生するとされている雲のこと。宏観異常現象の一種。

「大地震の前に普通の雲とは異なった特徴的な雲が現れた」というような話は、古くから世界各地で多数報告されており、21世紀になった現代においても同様である。このような報告をもとに、「地震雲」をさまざまな方法で活用した地震予知研究も行われてきた。
古くからの地震予知研究においては、地震雲の発生メカニズムがはっきりと解明されていなかったため、過去の地震雲の報告と地震の発生状況などを照らし合わせるなどして得られた、経験則や統計学的手法に基づいて研究や予知が行われた。しかし、科学の発達により地震雲の発生メカニズムを説明するような仮説も現れ始め、発生メカニズムに基づいた研究や予知も行われるようになった。しかし現在のところ、前者の方法と後者の方法の両方が行われている。
身近にかつ手軽に観察できる「雲」を対象としているため、一般市民が参加した観測・報告による研究も行われている。また、公的な研究機関ではなく、民間による独自の研究も多い。地震雲の発生メカニズムを説明する説は提唱されているが、科学的に合意が得られてはいない。また、地震雲による地震予知についても、手法はまだ確立されていないのが現状である。仮に手法が確立されたとしても、全天が雲となる曇天・雨天には判別不可能、また夜間には観測が難しいなどの難点がある。
地震雲について、公的機関や学術団体は総じて否定的な見解をとっている。日本地震学会は「地震研究者の間では一般に関係性はないとされているが、関係が皆無であると断言はできない。しかし過去の報告例は大地震の前にたまたま特異な形の雲を見たことで地震と雲を結びつけてしまう一方、地震が起きなかった場合には雲のことを忘れてしまうと考えられる」としている。気象庁は「無いと言いきるのは難しいが、仮にあるとしても『地震雲』とはどのような雲で、地震とどのような関係であらわれるのか科学的な説明がなされていない」としている。大多数の科学者や政府・行政の公式的な見解は「報告された『地震雲』とされるものの中には明らかに地震と関係のない雲も多く含まれており、その観測や報告は正確性について疑問が残るうえ、地震雲と地震との関係性も明らかになっていない」ということである。もっとも、地震雲の存在自体を明確に否定した見解は多い。地震という地学現象と雲という地学現象の関連性を研究すること自体は動機としては自然なものであり、近年の地震雲研究の問題点は、あくまでもその手法が科学的妥当性を欠いている点だと指摘する向きも多い[1]
ただ、「地震雲の情報が報告されている」という事実があること、僅かな地震予知の可能性に賭けたいという考えなどから、研究を行っている者もいる。一方、「地震雲」の情報がカルトや詐欺などに悪用されているという指摘もある[2]。また、「地震雲」はオカルトや疑似科学だとして全面否定する考えもある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9C%B0%E9%9C%87%E9%9B%B2
  1. 日本地震学会編『地震予知の科学』、東京大学出版会、2007年
  2. 似非科学・・・特に地震天体起源説や地震雲説・・・を追放すべし。横井和夫、2005年

<追記>
この日、いわきで震度5強の地震あり
「怖っ! 地震雲の地震予知能力・・・」



目指せ!東北の家庭医 ~ 第2回 家庭医療レジデント・フォーラム in 東北 ~

11月のFaMReFは、昨年に引き続き仙台での特番です。
「家庭医療レジデント・フォーラム in 東北」と銘打って仙台駅前のPARM-CITY 131にて開催!
東北地方における家庭医療後期研修医が共に学べる新たな場の構築、家庭医療後期研修プログラム間のネットワークづくりを目的として、東北地方の家庭医療後期研修施設の先生方にも参加いただく予定です。
ご参加は、福島県立医科大学 医学部 地域・家庭医療学講座 comfam@fmu.ac.jp までご連絡ください!
~プログラム~
1.日時:平成23年11月20日(日) 9:00~16:30
2.場所:PARM-CITY 131  5階貸会議室Room 5A
             (JR仙台駅徒歩10分/仙台市青葉区一番町3丁目1-16 、TEL: 022-262-6394)
3.対象:家庭医療後期研修プログラム研修医・指導医
             (家庭医療に興味のある医学生、初期研修医の参加も大歓迎です)
4.参加費:2000円(昼食・飲み物・会場費代など含む)
5.内容(予定):
教育講演「診療・研究に生かすプライマリ・ケア分類」(日本プライマリ・ケア連合学会副理事長 山田隆司先生)
WONCA(世界家庭医機構)が作成したInternational Classification of Primary Care(ICPC)の編集委員も務められている山田先生にICPCを用いた診療・研究についてお話しいただきます。
「東北地方の家庭医療後期期研修プログラムの紹介」
各プログラムの指導医・研修医よりプログラム概要及び、「長所」の紹介していただき、お互いの強みを生かしながらプログラム・研修医間で共に学び、成長していく方策を考えるディスカッションを行います。
「家庭医のアタマの中を見てみたい」(福島医大 地域・家庭医療学講座)
外来診療(模擬診察)の映像を見ながら、「患者中心の医療の方法」についての理解を深めるワークショップを通じ、家庭医の診療・教育についてディスカッションを行います。

多くのみなさんのご参加をお待ちしております!

2011年9月28日水曜日

郷土○○ ~新しい隠れ家 「飛騨路(ひだじ)」~

娘が会津地方に遠足に行ってきた。
郷土民芸「赤べこ」に絵付けをして得意げに帰還!
いじって遊んでたら、新事実を発見。
普通に立っていれば首が座ってない「赤べこ」ちゃんだが、お尻を下にして座らせると、天に向かって直立(座っていても直立?)し、とてもカワイイのだ!
郷土民芸といえば郷土料理。
(かなり強引…)
先週末、いわきの田町で岐阜の郷土料理をいただいてきた。

岐阜の郷土料理を出してくれる「飛騨路(ひだじ)」
美味しいおでんで有名な「久松」さんと同じビルで同じ階のお向いさんだが、真面目に宣伝する気が無いらしく、事前に知らない限り、店の存在に気付くことはない目立たなさ。
店内は、もろに元バーかクラブ・チックな雰囲気にも関わらず、出てくるのは飛騨の郷土料理!

朴葉味噌…風情がありますね~
そして飯と酒がすすみ・・・
女将に鱈腹 振る舞っていただいて、気付くと満腹で食べきれなくなってもうた・・・
<情報誌・サイトに載らない(女将が載せてない)グルメ情報>

「飛騨路(ひだじ)」

いわき市平田町51 鳥海ビル2階 0246-21-5545 日曜定休

オープンしたばかりの小料理屋。
飛騨高山出身の女将が、いわきのために、わざわざ岐阜から取り寄せた素材で、故郷の郷土料理を振る舞う。

<お勧めメニュー>
・朴葉(ほうば)味噌 1000円
  和牛・アスパラ・エリンギ・ネギなどを朴葉味噌で焼いていただきます。
・こも豆腐の煮物 500円
・こんこんぎつね 300円
  味のついた油揚げ

・揚げだし豆腐
・赤かぶの漬物

いわき市からの医師流出・・・ 忌々しき事態!

東京電力福島第一原発事故後、福島県内の24病院で常勤医師の12%に当たる125人が自主退職していたことが、県病院協会の調べでわかった。
殊に、いわき市の5病院で23%(31人)の減少は危機的状況といえる。

「最近、忙しい気がする…」 という感覚は、現実に裏付けられているのか?

常勤医足りない被災地、診察のたび違う先生
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=41380&from=popin
必然的にこのようなことも起こるわけで…