(2025年4月〜2026年3月)
そして、正直に言います。
——少し、いや、かなり驚きました。
年間およそ4万アクセスのうち、
日本からのアクセスは、わずか3,000弱。
割合にして、約7.5%。
残りの大半は、
シンガポール、アメリカ、香港、メキシコ、中国、韓国、ドイツ、英国……
気づけば、このブログは、
“いわき発”でありながら、
“世界のどこか”から読まれている場所になっていました。
もちろん、冷静に考えれば、
そのすべてが「人の目」で読まれているわけではないのでしょう。
検索エンジンの巡回や、翻訳ツール、
あるいは様々な仕組みの中で、この文章が拾われている。
そういう現実も、きっとあります。
それでも——
この数字を前にして、
ただ「そういうものか」と片づけてしまうのは、
少しもったいない気がしました。
世界はいま、急速に老いていきます。
その中で日本は、
誰よりも早く、その“先”に足を踏み入れてしまった国です。
多くの病を抱えながら生きる人、
支えきれずに揺れる家族、
制度の隙間で立ち止まる現場。
ここに書いているのは、
決して整った成功例ではありません。
むしろ、
迷いながら、立ち止まりながら、
それでも関わり続ける日々の記録です。
もしかすると、海の向こうからこの場所を見ている人たちは、
「うまくいった方法」ではなく、
「まだ答えの出ていない現場」を、
そっと覗き込んでいるのかもしれません。
これから自分たちが直面する現実を、
少しだけ先に生きている場所として。
そう考えたとき、
このブログのあり方も、少しだけ変えてみようと思いました。
これからは、各記事の最後に、
短い英語の要約を添えてみます。
完璧な英語ではないかもしれません。
すべてを説明しきれるわけでもありません。
それでも、
この場所で起きていることの一端が、
もう少し遠くまで届くように。
そんな小さな試みです。
振り返れば、このブログは、
決して多くを語れる場所ではありませんでした。
ただ、目の前の一人に向き合いながら、
揺れ動く現場を、そのまま言葉にしてきただけです。
それでも、
その言葉を拾い上げてくれる人がいる。
たとえ、それが遠い国の、名前も知らない誰かであっても。
来年度も、この場所では、
きっと同じように迷い、悩み、立ち止まりながら、
それでも書き続けていくのだと思います。
整った答えではなく、
整いきらない“今”を、そのままに。
そして、これまで読んでくださっている皆さまへ。
この場所を支えてくださっているのは、
間違いなく、あなたの存在です。
近くから読んでくださる方も、
遠くから覗いてくださる方も。
そのどちらもが、
この場所の“今”を形作っています。
海の向こうへ、そして、すぐそばにいるあなたへ。
来年度も、どうかよろしくお願いいたします。
Beyond “Unexpected”: A Small Local Blog Quietly Reaching the World
Over the past year, this blog—written in Japanese from a small city in Japan—received around 40,000 visits.
Surprisingly, only about 7.5% came from Japan, while the majority originated from countries such as Singapore, the United States, Hong Kong, Mexico, China, Korea, Germany, and the UK.
Not all of these visits may represent human readers; some are likely automated systems such as search engines or translation tools.
However, it still raises an important question: why is this local, Japanese-language blog being accessed globally?
Japan is one of the first countries to face a super-aging society.
The realities described here—multimorbidity, fragile family structures, and the limits of healthcare systems—are challenges that many countries will soon encounter.
This blog does not present polished solutions.
Instead, it documents ongoing struggles, uncertainties, and small, real-life decisions made in clinical practice.
Perhaps what global readers are seeking is not success, but the process—the unfinished, evolving reality.
Starting this year, brief English summaries will be added to each post,
in the hope that these fragments of frontline experience may reach a little further.
Thank you for being part of this journey, wherever you are in the world.

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