2020年6月21日日曜日

新人の自己紹介を聴いて指導能力を拓こう! (第155回 FaMReF)

診療・教育を県内各地の拠点施設に分かれて行なっている当講座は、もともと日常のカンファレンスやミーティングをTV会議システムで行っています。
「リモートは元々慣れっ子だい!」
しかしながら、月一回の勉強会(家庭医療レジデント・フォーラム)だけは オフ会的に いずれかの施設で一堂に会してワイワイガヤガヤ語り合えるのを楽しみにしているわけです。
今回は かしま病院が幹事で、テーマは「指導医の発展」でしたが、残念ながら、本日は新型コロナの影響でリモート開催となりました。
本来ならば、いわき観光を兼ねて皆さんに いわきの風土を楽しんでいただきたかったのですが、せめてリモートでも出来る限り楽しく学んでもらうにはどうしたらよいか無い知恵絞って準備しました。
新型コロナの影響で、新人レジデントの歓迎会すら疎かになっている状況を逆手にとって、講座のメンバーへの自己紹介を兼ねて、彼らには自由な形式で、自由な内容(できれば講座のメンバーにとって未知なる世界)を、自己アピールするプレゼンテーションをしてもらいました。
次に、指導医がその内容に対してフィードバック。
自己紹介にフィードバックという状況自体が斬新かもしれませんが、今回のセッションはそれにとどまらず、更に指導医のフィードバックの手法・内容に対して、別の指導医がフィードバックをし、次に その他の参加者や、最上級指導医(主任教授)から自由にコメントをもらう形式で進めました。
新人のプレゼンの内容が、絵画・旅行・グルメと、いずれも参加者の興味を引く内容であったことも手伝ってか?和やかな雰囲気ながら活発な議論が展開する良い学びの機会が創出されたように感じました。
フィードバックを担当した指導陣も、各々次のステップへの具体的な方略を見出だせていたことが何より嬉しかったです。

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