2011年8月19日金曜日

専門鍼灸師?

福島県鍼灸師会 平成23年度夏季学術講習会
期日:平成23年8月28日(日)
    午後1時50分~(受付は午後1時40分より)
会場:郡山駅前ビッグアイ7階 市民交流プラザ第2会議室
受講料:福島県鍼灸師会会員      :無 料
    上記会員の従業員      :3000円
    全日本鍼灸学会会員(県内):3000円
    鍼灸学校学生        : 500円
     一般鍼灸師(非会員)   :5000円
内容
14:00
15:30講演1『福島で放射線と生きる~遺伝子の損傷修復と動的平衡』
   講師 中山歯科矯正医院院長
      歯科医師 統合医学博士 中山 孔壹 先生
15:3016:00症例発表:東北鍼灸学会発表リハーサル
   「鍼灸が奏功した膝関節水腫とその後のケア」
   演者  
福島県鍼灸師本会青年部 永山 剛士 先生
   座長  
福島県鍼灸師本会青年部 白井 和弥 先生
16:0017:30講演2『地域における家庭医の役割~鍼灸師と家庭医の共通点を探る~』
   講師 福島県立医科大学医学部 地域・家庭医療学講座
      助教 石井 敦 先生
()福島県鍼灸師会HPより


ひょんなことから鍼灸師の先生方とのディスカッションの機会をいただけることになった。
自分は東洋医学の素人ではあるけれど、鍼灸師の先生のイメージは、ただ単に主訴だけを確認しておもむろに治療をするのではなく、問診、視診、触診などあらゆる手段を駆使し身体全体の健康状態に関する情報を集め把握してから治療方針を決定していく感じ?

当然、患者さんの症状の種類や部位に関わらず診療していることだろう。
もちろん、健康増進や未病の状態への対応などの予防医学から緩和医療まで病期あらゆる段階で役割をもっているところも誰かさん(家庭医)と一緒だなぁ~
ところが、鍼灸師の世界でも、近年、専門分野に特化した鍼灸院が見られるようになってきたそうな・・・

勿論、治療が難しい状態に対しては「専門鍼灸師」という存在は必要だろう。しかし、今時なんでも相談にのってくれる医師が少なくなってしまったのと同様に、気付けば「今時どこでも診てくれる鍼灸師さんなんていないよね」なんてことにならないことを祈る!

「家庭医」と「鍼灸師」は、それぞれ西洋医学と東洋医学の専門家として、地域の質の高いプライマリ・ケアを提供する。
そして、治療が困難な患者さんに限り「専門医」または「専門鍼灸師」に紹介するという分業が必要になってくるだろう。

講習会当日、こんな話で盛り上がりたい。

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