2010年9月30日木曜日

「家庭医療サマーフォーラムin福島2010@いわき」


 去る9月11・12日、小名浜オーシャンホテルを会場に「家庭医療サマーフォーラムin福島@いわき」なるイベントが開催されました。「9月なのにサマー?」などと細かいことはお気になさらず(実際、当日も猛暑でしたから…)、福島県立医科大学 医学部 地域・家庭医療学講座では、家庭医療に興味のある学生、医師らを対象に、自然と文化に恵まれた福島県を舞台として、家庭医療を深く楽しく学ぶために、例年県内数か所で家庭医療サマーフォーラムを開催しています。いわきでは“フラガールと家庭医療を学ぼう!”というキャッチフレーズのもと、毎年熱心な学びが展開され、また余興のポリネシアンショーも好評を博し、今回で3年連続(当講座史上最多新記録)3回目(当講座史上最多タイ)の開催という快挙を成し遂げました。
フォーラムでは県内各地で家庭医研修を行っている当講座の後期研修医をはじめ、当講座の指導医、家庭医療に興味のある全国から集まった医師・学生等、いわき市保健福祉部の方々、かしま病院の看護師・リハビリスタッフら総勢50名弱が一堂に会し、家庭医療実践に必要な知識を真剣に学び、日本における家庭医療のあり方について職種を超えて熱く議論し、懇親夕食会のフラ体験コーナーでは、みんなで激しく腰を振りながら“フラと転倒予防”について真面目に考えたのでした。
二次会では、映画「フラガール」を上映。この映画はやはり何度観ても泣けるわけですが、苦難を乗り越えて新たな可能性に賭ける“フラガール”たちの姿を、今まさに、いわきの地で 新たな“家庭医療”の可能性に賭ける自分たちと重ね、これからどんな苦難がおとずれても、決して夢を忘れずに突き進んでいく覚悟を新たにしたのでした。

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