2012年9月29日土曜日
豊間地区の復興と子どもたちの未来
久々に豊間・薄磯地区を訪れた。
震災直後、この地に時々訪れる度に徐々に瓦礫は片付き、復興に向けた動きを肌で感じていたのだが・・・
その先の方向性が決まらないこの地では、瓦礫が片付いて更地になって以来、まるで時間が止まったかのように、一見すると目に見える変化が感じられなくなっていた。
しかし、今日は少し違っていた。
先が見えないこの地にも、人々の生活がある。
この地の復興を願う人々の少しずつの行動の積み重ねが、確実にこの地に新たな息吹を起こしているのを感じることができた。
未だ防波堤近くの豊間中には、山のようにがれきが積み上げられ、廃墟のようになっているものの、土台だけになった家々にほどこされた花や魚のスプレーアートがこの地区全体を明るく照らしているようだった。
そして、豊間小学校には、子供たちが戻ってきている。未だこの地に住むことはできなくとも、避難先からのスクールバスで通っている。
小学生ばかりではなく、元の校舎が被災して使えなくなっている豊間中の生徒も間借りして小学校で学んでいる。
再開した小学校の通学路には「がれきに花を咲かせましょうプロジェクト」in豊間の活動により花が植えられた。
奇しくも、本日、豊間地区復興祈念祭が行われた。
子どもたちが将来、「ここが自分のふるさとだ」と誇れる地域を創造したい。未来ある子どもたちのために、未来ある地域を創造して行く。
そんな大人たちの切なる想いが、すでに子どもたちの未来に芽吹き始めていることを信じている。
2012年9月28日金曜日
日本のハワイを訪れたハワイからのお客様
2012年9月28日。
今週、ハワイから福島県を訪問してくれている、ハワイ大学医学部家庭医療科レジデントの伊藤真次先生が、遂に日本のハワイ(別名:陸の孤島)上陸!
早速、いわき名物メヒコのカニピラフとジュネスのサンドイッチとオードブルをつつきながらお勉強!
ここでも、ハワイの医療の現状について楽しく熱くプレゼンをしてくれた。
(今週、県内各地でプレゼンしているので今回で5度目?)
なんか喋り慣れてきてる感じに仕上がってるぜ!
その静かな口調の端々から「故郷の日本の家庭医療をどうにかしたい」という熱い想いがジワジワ伝わってくる。
観光地として華やかな面ばかりが強調されているが、実際のハワイは食生活を始め生活格差が激しいのをあらためて実感した。
今週、ハワイから福島県を訪問してくれている、ハワイ大学医学部家庭医療科レジデントの伊藤真次先生が、遂に日本のハワイ(別名:陸の孤島)上陸!
早速、いわき名物メヒコのカニピラフとジュネスのサンドイッチとオードブルをつつきながらお勉強!
ここでも、ハワイの医療の現状について楽しく熱くプレゼンをしてくれた。
(今週、県内各地でプレゼンしているので今回で5度目?)
なんか喋り慣れてきてる感じに仕上がってるぜ!
その静かな口調の端々から「故郷の日本の家庭医療をどうにかしたい」という熱い想いがジワジワ伝わってくる。
観光地として華やかな面ばかりが強調されているが、実際のハワイは食生活を始め生活格差が激しいのをあらためて実感した。
英国の家庭医療に学ぶ 変わる「勇気」と「本気」 ~家庭医療セミナーinいわき 実践家庭医塾~
本日の実践家庭医塾では、先日の第3回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会のメインシンポジウム等で発表された、Roger Neighbour 先生(英国家庭医学会 元会長)の「英国のプライマリ・ケア、その国民医療における役割」のプレゼン内容が紹介された。
個人的には、学会会期中にポスターセッション会場にいる時間が長かったため、やむなく聴き逃していた内容なので、今回の再現はとてもありがたかった。
印象的なメッセージをいくつか紹介すると・・・
「プライマリ・ケア」と「二次ケア」とのいずれが優れているか?
という議論はナンセンスで、
「プライマリ・ケア」と「二次ケア」のそれぞれは、他方がしっかりしている時に最良の機能を果たす。
「日本は英国型のヘルスケアを取り入れるべきである」ということを提案してるのではなくて、英国とは異なった歴史、文化、制度をもつ日本では、それに見合ったヘルスケアを目指すべきである。
しかし・・・
質の高いプライマリ・ケアが、国のヘルスケア・システムに貢献することを確信して欲しい。
ヘルスケア・システムのプライマリ・ケアの部分を強化した時、日本がどれだけ恩恵を被るか想像してもらいたい。
科学としての医療、スペシャリストとしての医療、結果が出る医療、余命を延長する医療が強く求められる現代では、費用が膨れ上がり、健康不平等が顕著になっている。
その中で、「プライマリ・ケア医」か「スペシャリスト」のどちらかで提供されるサービスを比較した研究の大半が、プライマリ・ケア医を使うと、ケアの質や患者のアウトカムに不利益をもたらさずに、費用を抑制し、患者満足度を向上させることを示している。
ところで、プライマリ・ケアとは何ぞや?
<WHOのアルマ・アタ宣言(1978)での定義>(抜粋)
・・・必須のヘルスケアであり、実際的で科学的根拠があり、社会に受け入れられる方法と科学技術を基盤として、地域にいる個人と家族に彼らの十分な参加を通して、そして地域と国が自立と自己決定の精神で発展するすべての段階で維持可能な費用によってあまねく利用可能になっている。
つまり、essenntial (健康や幸福にとって必要なものすべて)であり、universal (すべての国民の権利)であり、in the community (患者の自宅内やその近隣で提供されるもの)であり、affordable (国家と患者個人の両方にとって入手可能)なのである。
現代のすぐれたプライマリ・ケアは・・・
①健康の最適化と資源配分の公平性とバランスをとる
②多数の病気を持つ患者のケアを統合する
③個々の患者の健康問題への反応を認める
④予防・治療・リハビリテーションのサービスを地域で提供する
⑤病気の社会的・感情的・心理的・家族的・経済的コンテクストをあつかう
⑥専門分化した資源(例:二次ケア)の使用を組織化し合理化する
これらを実現させるために、英国家庭医学会は、以下の指導的役割を果たしてきた
①医療ジェネラリズムと臨床ジェネラリストの役割の定義する
②家庭医療を法的に正当で地位の高い専門分野として確立する
③未来の家庭医のための必須包括研修を発展させる
④新しい家庭医のためのカリキュラムと評価基準を設定する
⑤大学・医学校に影響力のある家庭医療またはプライマリ・ケア講座を確保する
⑥率先してヘルスケアの政策立案に患者を関与させる
そして、学会は、国民・医療者・政治家ときちんと向き合ってきた。
結果、世論調査によると、国民は終始一貫、職業全体の中で家庭医を以下の理由から最も高く評価している。
①親密で個人的な医師-患者関係
②時間をかけたケアの継続性
③患者の家庭医への容易なアクセス
④臨床能力
⑤「患者の弁護者」としての役割
プライマリ・ケアの高い診療水準を促進するために
①最も優秀な医学卒業生を募集
②すぐれた研修と高い地位の認定を提供
③国民に高い水準を期待するよう教育
④金銭上のインセンティブ(実績に関連した支払い)
不要な医療でも支払われる日本の出来高払いとは全く違う!
⑤生涯教育
⑥評価と再認定
ここまで聴いていて、日本では想像すらできないような、とても凄いことが実現している英国への羨望のまなざしをもちながら、日本とは決定的に違う あることに気付いてしまった。
英国では、国民が受けるヘルスケアの水準を高めるためにはどうしたらいいか?医師を含む医療者も、政治家も、学会もみな同じ方向をむいて、本気で考え、本気で実行しているということを。
日本の医者は、医師会は、政治家は、学会は・・・
みな同じ方向を向いているだろうか?
本気で考え、本気で実行しているだろうか?
本当に国民目線だろうか?
必死に、我武者羅にもがいていると言えるだろうか?
「日本の底力」は本当に素晴らしいと思う。
けれど、それは日本人特有の現状のまま頑張り続ける我慢強さが基盤になっている気がしてならない。
しかし、我慢には必ず限界がくる。
もはや、現状維持し続けることは不可能なのである。
限界の時がおとずれる前に、日本は今、変わる「勇気」と「本気」が求められているのだと思う。
個人的には、学会会期中にポスターセッション会場にいる時間が長かったため、やむなく聴き逃していた内容なので、今回の再現はとてもありがたかった。
印象的なメッセージをいくつか紹介すると・・・
「プライマリ・ケア」と「二次ケア」とのいずれが優れているか?
という議論はナンセンスで、
「プライマリ・ケア」と「二次ケア」のそれぞれは、他方がしっかりしている時に最良の機能を果たす。
「日本は英国型のヘルスケアを取り入れるべきである」ということを提案してるのではなくて、英国とは異なった歴史、文化、制度をもつ日本では、それに見合ったヘルスケアを目指すべきである。
しかし・・・
質の高いプライマリ・ケアが、国のヘルスケア・システムに貢献することを確信して欲しい。
ヘルスケア・システムのプライマリ・ケアの部分を強化した時、日本がどれだけ恩恵を被るか想像してもらいたい。
科学としての医療、スペシャリストとしての医療、結果が出る医療、余命を延長する医療が強く求められる現代では、費用が膨れ上がり、健康不平等が顕著になっている。
その中で、「プライマリ・ケア医」か「スペシャリスト」のどちらかで提供されるサービスを比較した研究の大半が、プライマリ・ケア医を使うと、ケアの質や患者のアウトカムに不利益をもたらさずに、費用を抑制し、患者満足度を向上させることを示している。
ところで、プライマリ・ケアとは何ぞや?
<WHOのアルマ・アタ宣言(1978)での定義>(抜粋)
・・・必須のヘルスケアであり、実際的で科学的根拠があり、社会に受け入れられる方法と科学技術を基盤として、地域にいる個人と家族に彼らの十分な参加を通して、そして地域と国が自立と自己決定の精神で発展するすべての段階で維持可能な費用によってあまねく利用可能になっている。
つまり、essenntial (健康や幸福にとって必要なものすべて)であり、universal (すべての国民の権利)であり、in the community (患者の自宅内やその近隣で提供されるもの)であり、affordable (国家と患者個人の両方にとって入手可能)なのである。
現代のすぐれたプライマリ・ケアは・・・
①健康の最適化と資源配分の公平性とバランスをとる
②多数の病気を持つ患者のケアを統合する
③個々の患者の健康問題への反応を認める
④予防・治療・リハビリテーションのサービスを地域で提供する
⑤病気の社会的・感情的・心理的・家族的・経済的コンテクストをあつかう
⑥専門分化した資源(例:二次ケア)の使用を組織化し合理化する
これらを実現させるために、英国家庭医学会は、以下の指導的役割を果たしてきた
①医療ジェネラリズムと臨床ジェネラリストの役割の定義する
②家庭医療を法的に正当で地位の高い専門分野として確立する
③未来の家庭医のための必須包括研修を発展させる
④新しい家庭医のためのカリキュラムと評価基準を設定する
⑤大学・医学校に影響力のある家庭医療またはプライマリ・ケア講座を確保する
⑥率先してヘルスケアの政策立案に患者を関与させる
そして、学会は、国民・医療者・政治家ときちんと向き合ってきた。
結果、世論調査によると、国民は終始一貫、職業全体の中で家庭医を以下の理由から最も高く評価している。
①親密で個人的な医師-患者関係
②時間をかけたケアの継続性
③患者の家庭医への容易なアクセス
④臨床能力
⑤「患者の弁護者」としての役割
プライマリ・ケアの高い診療水準を促進するために
①最も優秀な医学卒業生を募集
②すぐれた研修と高い地位の認定を提供
③国民に高い水準を期待するよう教育
④金銭上のインセンティブ(実績に関連した支払い)
不要な医療でも支払われる日本の出来高払いとは全く違う!
⑤生涯教育
⑥評価と再認定
ここまで聴いていて、日本では想像すらできないような、とても凄いことが実現している英国への羨望のまなざしをもちながら、日本とは決定的に違う あることに気付いてしまった。
英国では、国民が受けるヘルスケアの水準を高めるためにはどうしたらいいか?医師を含む医療者も、政治家も、学会もみな同じ方向をむいて、本気で考え、本気で実行しているということを。
日本の医者は、医師会は、政治家は、学会は・・・
みな同じ方向を向いているだろうか?
本気で考え、本気で実行しているだろうか?
本当に国民目線だろうか?
必死に、我武者羅にもがいていると言えるだろうか?
「日本の底力」は本当に素晴らしいと思う。
けれど、それは日本人特有の現状のまま頑張り続ける我慢強さが基盤になっている気がしてならない。
しかし、我慢には必ず限界がくる。
もはや、現状維持し続けることは不可能なのである。
限界の時がおとずれる前に、日本は今、変わる「勇気」と「本気」が求められているのだと思う。
2012年9月27日木曜日
ハワイの家庭医療に学ぶ日本の家庭医療の方向性
2012年9月26日。ハワイ大学医学部家庭医療科レジデントの伊藤真次先生をお招きしての懇親夕食会。
伊藤先生から、ハワイの医療の現状を問題点も含めて教えていただいた。
何より、伊藤先生が「日本の家庭医療の発展のために貢献したい」という熱い志をもっている僕らの仲間であることを実感できたことが嬉しかった。
アメリカでは、国民皆保険でないことによる弊害が大きい。
当然、無保険者の定期受診率は低く、急患としての受診率が高くなる。
一方、国民皆保険制度のある日本では、医師不足と言われつつも、医者は比較的身近な存在だったりする。
僕らプライマリ・ケアを担う医者達が もっともっと医療の利用者にとって身近な存在になれるように努め、医療の利用者は もっともっと上手に僕らを活用して、ちゃんと機能するように仕向けていけば、うまくいかないはずはない。
日本は未だ家庭医療の後進国ではあるけれども、日本の良いところを活かしながら、一つひとつ障壁をクリアしていけば、必ずや世界に誇れる日本流の優れたヘルスケアシステムを構築できるような、そんな希望や勇気・予感がもてるような素敵な時間になった。
なぁ~んて、堅苦しい話は抜きにして、本当は、美味い酒と肴があれば頑張れる自分である。
で、うちら 結局最後はこうなっちゃうわけで・・・
なんだこの一体感は?
伊藤先生から、ハワイの医療の現状を問題点も含めて教えていただいた。
何より、伊藤先生が「日本の家庭医療の発展のために貢献したい」という熱い志をもっている僕らの仲間であることを実感できたことが嬉しかった。
アメリカでは、国民皆保険でないことによる弊害が大きい。
当然、無保険者の定期受診率は低く、急患としての受診率が高くなる。
一方、国民皆保険制度のある日本では、医師不足と言われつつも、医者は比較的身近な存在だったりする。
僕らプライマリ・ケアを担う医者達が もっともっと医療の利用者にとって身近な存在になれるように努め、医療の利用者は もっともっと上手に僕らを活用して、ちゃんと機能するように仕向けていけば、うまくいかないはずはない。
日本は未だ家庭医療の後進国ではあるけれども、日本の良いところを活かしながら、一つひとつ障壁をクリアしていけば、必ずや世界に誇れる日本流の優れたヘルスケアシステムを構築できるような、そんな希望や勇気・予感がもてるような素敵な時間になった。
なぁ~んて、堅苦しい話は抜きにして、本当は、美味い酒と肴があれば頑張れる自分である。
で、うちら 結局最後はこうなっちゃうわけで・・・
なんだこの一体感は?
2012年9月23日日曜日
2012年9月22日土曜日
日本の家庭医 vs 嵐
2012年9月16日日曜日
言動の本質を知ることができる“お祭”
もはやあんまり言葉は要らない。
残暑厳しい連休の中日の午後!
無償の愛は存分に発揮された。
暑い炎天下でのたこ焼き・・・
プロの器をお借りできたことが功を奏し、例年よりも劇的に早く焼き上がった。
いずれにしても、この仕事めっちゃ暑いとです。
本業は・・・?
格好よか!
神輿に乗ってもまれて号泣する年少児たち・・・
来年は泣くなよ!
お母ちゃん達の「秩父屋台囃子」
すご過ぎて、この後に太鼓叩くお父ちゃんたちへの配慮が足りないと思った。
年長児の「荒馬踊り」
裸足で土を踏みしめて暴れまくる姿・・・
感慨深くて泣ける!
夜が更けると「ねぶた神輿」も映えるよね。
たこ焼き焼きまくりました。(売りました。)
早々の完売御礼!
ビールつぎまくりました。(そして・・・呑みました。売りました。)
すげえ、人出ッ!
気付くと園庭は人で埋め尽くされていた・・・
保護者たちの力作、 かぼちゃ提灯!
幻想的・・・
元気過ぎて「げんき」と読めない火文字!
先生方、そして全員での「荒馬踊り」
きらびやか&狂喜乱舞!
そして、きめました。
「MUZIMA」お父ちゃん太鼓!
ただ、ひたすらたこ焼き焼きながらビール呑んでいるオッサン達でも、祭りを締めくくる自覚と覚悟があるのだ!
神輿担ぎと太鼓でプルプルいってる自身の両側大腿四頭筋にお礼を言いながら、いま呑み直している・・・
以上。
これが、わたくしの祭の楽しみ方であったが、この場を共有した、一人ひとりが、それぞれ違うテイストの祭を経験したに違いない。
方法論も、実際の言動の内容も、みんな異なる。
けれど、その行動の奥底に潜む本質は・・・ みんな同じである。
子を思う親心。
最も強烈で、熱くて、濃厚で、悩ましい。
けれど、ためらいなく素直に親バカになれる
他の何とも比べることができない、あったかい想いが集結する場に身を置くことができたことに感謝しながら・・・
寝るッ!
当たり前 爆睡。
お父ちゃん会に学んで欲しい前に進む政治
『お父ちゃん会』ってなあに?―「お父ちゃん会」からのお誘い
郷ヶ丘幼稚園には各種行事の時に活躍している「お父ちゃん会」があるのを知っていますか?
会のメンバーは園児の父・園児OBの父で、子育て支援・幼稚園の支援を目的に活動しています。時には反省会などと称した酒宴を持ち、議論を交わしています。
中には飲み会を主な目的として活動している方もいます。 (自分か?)
今回は「お父ちゃん会」発足の頃について、少しだけお耳(眼)を拝借!
毎年、郷ヶ丘幼稚園の運動会で行われる「バケツリレー」では、父兄が泥水まみれになって奮闘する様子に子供達も大喜び!現在、このような水を使った種目が行えるのも、その昔、多くのお父さん達の協力があったからだという言い伝えをご存じですか?
以前の郷ヶ丘幼稚園の園庭はとても「水はけ」が悪かったため、幼稚園のクリーンデーに園庭全体の排水工事を行うこととなり、園が用意した材料でお父さん達が力を合わせて施行しました。
本格的な大工事となり、朝から晩までの大仕事でしたが、参加したお父さんから不満が出るわけでもなく、和気あいあいのまま作業を終えました。昔は、お父さん達の積極的参加が多く、「お父ちゃん会」などを組織しなくても、各種行事のお手伝いは自主参加でまかなえていました。
しかし、種々の社会的背景などから、徐々にお父さん達の協力が得られにくくなってきました。
そんな折、平成10年の父親参観日に「夏祭りに子供達を乗せる神輿を作ってお父さん達で担ごう」という話が持ち上がり、これが「お父ちゃん会」の始まりとなりました。
夏祭りで「たこ焼き」を始めたのも、この頃からでした。その後「たこ焼き」作り・販売、「生ビール」販売は夏祭りで「お父ちゃん会」の代名詞となりました。
「お父ちゃん会」の活躍は夏祭りだけではありません。秋のバザーでの「たこ焼き」作り・販売、冬の「餅つき」での「火おこし」や「つき手」など、各種行事に協力をしています。
「都合が悪くて滅多に参加出来そうもない」・「各種作業が苦手」・「一部の特別熱心な父親だけでやってるのでは?」などの理由で、「なんとなく入りにくいな」と思っている方もいらっしゃることでしょう。実は私も全くそんな父親の1人でした。でも大丈夫!「飲み会があるよ」の殺し文句につられて入会した私ですが、「自分にも協力出来ることが少しでもあれば・・・」という想いだけで、大して役にも立たないのに、細く長く参加させていただき、現在に至っております。
皆さんのほんの少しずつの御協力でも(飲み会だけでも)、数が集まれば大きな力になります。
どうか本年度も沢山の「男手」をかしていただきたいと思います。御協力を宜しくお願い致します。2007年4月17日
これは、私がかつてお父ちゃん会の責任者をさせていただいていた時の勧誘レターである。
ちょっとずつの寄せ集めで、ちょっとずつ前に進む組織。
私たちはこうやって、目の前に起きている現実に一つひとつ向き合ってきた。
今日は夏祭りの当日!
そんなわけで今日は、焼きまくり、飲みまくり、売りまくり、叩きまくりの1日になる。
今の国会を見ていると悲しくなる。
何万、何十万もの国民の期待を背負う有能な人物たちが、与野党間・与党内ともに互いを貶し合い、足を引っ張り合い。
結局、前へ進めない。
簡単ではないのは百も承知!
そのことを認めた上で、互いの長所を尊重し、相手の粗を許容しながら共通の理解基盤を見出し、それぞれの持ち場と役割をわきまえて、国民のために働くことができる喜びと謙虚さを忘れなければ、あれだけ優秀な人たちの集団が前に進めないはずはない。
2012年9月15日土曜日
夏祭り前に なぜか脳内は「You Raise Me Up」
訳あって(誰かさんのせいで)、朝から私の脳内は You Raise Me UP のメロディーで充満している。
この曲は、2006年2月に行われたトリノオリンピックのフィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川静香選手が、エキシビションで採用した曲だ。
You Raise Me Up
When I am down and, oh my soul, so weary
When troubles come and my heart burdened be
Then, I am still and wait here in the silence
Until you come and sit a while with me
You raise me up, so I can stand on mountains
You raise me up, to walk on stormy seas
I am strong, when I am on your shoulders
You raise me up...to more than I can be.
ここでの“私( I )”に対する“あなた( You )”とは誰なのか?
ある人にとっては、全能の神かもしれない
ある人にとっては、最愛の恋人かもしれない
明日は、郷ヶ丘幼稚園の夏祭り!
保育に一切の妥協がないこの幼稚園の夏祭りは、単なるお楽しみ会ではない。
園児、保護者、園の職員、地域住民が、みんな全力でバカ騒ぎ!
今日も準備が熱い!
全力除染で、2年ぶりに屋外開催が実現する夏祭り!
参加する一人ひとりが、“私( I )”であり、“あなた( You )”であるような、
すべての親子が、“私( I )”と“あなた( You )”という強い絆で結ばれるような、
陽のパワーを、互いに 与え 与えられるような、
みんなが自分以上を発揮できるような、
そして、無限の可能性を秘めた未来を予感できるような、
そんな時間になったらいい。
「郷ヶ丘幼稚園夏祭り」2012年9月16日(日)16時~ 郷ヶ丘幼稚園にて
この曲は、2006年2月に行われたトリノオリンピックのフィギュアスケートで金メダルを獲得した荒川静香選手が、エキシビションで採用した曲だ。
You Raise Me Up
When I am down and, oh my soul, so weary
When troubles come and my heart burdened be
Then, I am still and wait here in the silence
Until you come and sit a while with me
You raise me up, so I can stand on mountains
You raise me up, to walk on stormy seas
I am strong, when I am on your shoulders
You raise me up...to more than I can be.
ここでの“私( I )”に対する“あなた( You )”とは誰なのか?
ある人にとっては、全能の神かもしれない
ある人にとっては、最愛の恋人かもしれない
明日は、郷ヶ丘幼稚園の夏祭り!
保育に一切の妥協がないこの幼稚園の夏祭りは、単なるお楽しみ会ではない。
園児、保護者、園の職員、地域住民が、みんな全力でバカ騒ぎ!
今日も準備が熱い!
お母ちゃん達の和太鼓「秩父屋台囃子」
先生方の荒馬踊りの稽古!
全力除染で、2年ぶりに屋外開催が実現する夏祭り!
参加する一人ひとりが、“私( I )”であり、“あなた( You )”であるような、
すべての親子が、“私( I )”と“あなた( You )”という強い絆で結ばれるような、
陽のパワーを、互いに 与え 与えられるような、
みんなが自分以上を発揮できるような、
そして、無限の可能性を秘めた未来を予感できるような、
そんな時間になったらいい。
「郷ヶ丘幼稚園夏祭り」2012年9月16日(日)16時~ 郷ヶ丘幼稚園にて
2012年9月12日水曜日
〇ちゃん先生と語ろう!
医局説明会やりま~す!
「一緒に楽しく頑張れる仲間が欲しい!」
僕らの切なる想いです。
ぜひ、お気軽にいらしてください。
福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座
家庭医療学専門医コース 2012年 説明会
2012年9月26日(水)20:00~
茶寮「おりおり」
福島市栄町19-5 ユートピアビル
TEL: 024-524-3233
対象者: 臨床研修医・医学生・その他、
当講座スタッフとしてなど働きたい方
参加費: 無料
申込期限: 9月24日(月)まで
お問合せ先:福島県立医科大学 医学部
地域・家庭医療学講座
TEL/FAX:024-547-1516 内線2931
E-mail: comfam@fmu.ac.jp (担当:國分・玉木 )
2012年9月26日(水)20:00~
茶寮「おりおり」
福島市栄町19-5 ユートピアビル
TEL: 024-524-3233
対象者: 臨床研修医・医学生・その他、
当講座スタッフとしてなど働きたい方
参加費: 無料
申込期限: 9月24日(月)まで
お問合せ先:福島県立医科大学 医学部
地域・家庭医療学講座
TEL/FAX:024-547-1516 内線2931
E-mail: comfam@fmu.ac.jp (担当:國分・玉木
2012年9月9日日曜日
離島のお巡りさん実習に学ぶ家庭医療 木曜ドラマ9「ビギナーズ!」
TBSの木曜ドラマ9「ビギナーズ!」
特別入れ込んで観ていたわけではないが、離島での「実地訓練」で興味深いシーンがあった。
平和でのどかな離島唯一のお巡りさんの仕事の大半は高齢者、特に独居老人の身守り。
変わった様子がないか?
新聞受けの状態
隣人からの情報
長年の勘
あらゆる情報を駆使して、不測の事態を未然に防ぐ。
派出所の電話番をしていた主人公の比呂は、独居で認知症のおばあさんから毎日かかってきていた「空き巣に入られた」という電話がかかってこないことに不吉な予感を感じ、急いで自宅訪問!
案の定、おばあさんは自宅で転倒し動けなくなっていた。
その人を毎日よく観ているから分かるいつもとの違い。
検査に頼れない限られた医療設備でのケアが求められる家庭医が見習うべきことが満載で感銘を受けた。
特別入れ込んで観ていたわけではないが、離島での「実地訓練」で興味深いシーンがあった。
平和でのどかな離島唯一のお巡りさんの仕事の大半は高齢者、特に独居老人の身守り。
変わった様子がないか?
新聞受けの状態
隣人からの情報
長年の勘
あらゆる情報を駆使して、不測の事態を未然に防ぐ。
派出所の電話番をしていた主人公の比呂は、独居で認知症のおばあさんから毎日かかってきていた「空き巣に入られた」という電話がかかってこないことに不吉な予感を感じ、急いで自宅訪問!
案の定、おばあさんは自宅で転倒し動けなくなっていた。
その人を毎日よく観ているから分かるいつもとの違い。
検査に頼れない限られた医療設備でのケアが求められる家庭医が見習うべきことが満載で感銘を受けた。
お父ちゃんの想いを込めた太鼓とたこ焼き ~郷ヶ丘幼稚園 夏祭りを前に~
郷ヶ丘幼稚園は、園児を全力で守ってくださる幼稚園。
その確信があるから、3人の我が子は皆、この幼稚園にお世話になっている。
(決して自宅から直近の幼稚園だからというわけではない)
郷ヶ丘幼稚園での保育の特長は、毎日毎日一日中、自然と戯れながら、生きる力を培っていくこと。
しっかり寝ること。
徹底して食育にこだわり、無農薬・無添加の食材を使用した手づくりの給食。
食う・寝る・遊ぶを三原則とした育児!
しかし、何よりも、園長はじめ職員のみなさんの「良く育って欲しい」という深く熱い愛情が半端ないのだ!
震災以来、園が理想とする保育の三原則を守ることは極めて困難となった。
けれど、限られた条件の中、子供たちを守るために常に全力で最善の道を探り続けてくださっている。
常日頃、そんな心のこもった保育を提供してくださっている園への感謝の気持ちをあらわしようにも、普段なかなか機会が持てないお父ちゃんたち。
それでも、各々ができることを少しづつでも持ち寄って、園の運営や子供たちの育児に少しでも役に立ちたい。
郷ヶ丘幼稚園のお父ちゃん会は、そんな想いが集結して、園のPTA活動とはまた別のならず者組織として発足した。
ただの飲み会集団的な要素も強いが、当初、水はけが悪かった園庭の治水工事を施工したのもお父ちゃんたち!
力仕事がご所望なら大活躍!餅つき大会では延べ何臼ついたことか・・・
園恒例の夏祭りでは、「たこ焼き」「生ビール」を出店し、ガンガン売りさばいて園に貢献。
もはや「たこ焼き」「生ビール」と言えば、お父ちゃん会の代名詞となっている。
原発事故の影響で室内開催となった昨年は、「ポップコーン」「わたがし」と、ちょっと可愛い感じであったが、今年はまた威勢のいい「たこ焼き」「生ビール」が復活する!
昨年の夏祭りの様子はこちら
今年は、かなり上等なたこ焼き台が手配できたので、今から楽しみである。
一部のお父ちゃん会員は、夏祭りで太鼓を叩く姿を子供に見せるという形で参加している。
結成から14年目になる(らしい)今年は、凝り固まった頭をほぐしながら、新曲に挑戦すべく熱い稽古を繰り返している!
「MUZIMA」
お父ちゃん太鼓の団体名。
スワヒリ語で「生きている」という意味である。
懸命に生きているお父ちゃん達の姿を見て、何かを感じ取ってもらえれば嬉しい。
夏祭り本番は、2012年9月16日(日)16時~ 郷ヶ丘幼稚園にて
その確信があるから、3人の我が子は皆、この幼稚園にお世話になっている。
(決して自宅から直近の幼稚園だからというわけではない)
郷ヶ丘幼稚園での保育の特長は、毎日毎日一日中、自然と戯れながら、生きる力を培っていくこと。
しっかり寝ること。
徹底して食育にこだわり、無農薬・無添加の食材を使用した手づくりの給食。
食う・寝る・遊ぶを三原則とした育児!
しかし、何よりも、園長はじめ職員のみなさんの「良く育って欲しい」という深く熱い愛情が半端ないのだ!
震災以来、園が理想とする保育の三原則を守ることは極めて困難となった。
けれど、限られた条件の中、子供たちを守るために常に全力で最善の道を探り続けてくださっている。
常日頃、そんな心のこもった保育を提供してくださっている園への感謝の気持ちをあらわしようにも、普段なかなか機会が持てないお父ちゃんたち。
それでも、各々ができることを少しづつでも持ち寄って、園の運営や子供たちの育児に少しでも役に立ちたい。
郷ヶ丘幼稚園のお父ちゃん会は、そんな想いが集結して、園のPTA活動とはまた別のならず者組織として発足した。
ただの飲み会集団的な要素も強いが、当初、水はけが悪かった園庭の治水工事を施工したのもお父ちゃんたち!
力仕事がご所望なら大活躍!餅つき大会では延べ何臼ついたことか・・・
園恒例の夏祭りでは、「たこ焼き」「生ビール」を出店し、ガンガン売りさばいて園に貢献。
もはや「たこ焼き」「生ビール」と言えば、お父ちゃん会の代名詞となっている。
原発事故の影響で室内開催となった昨年は、「ポップコーン」「わたがし」と、ちょっと可愛い感じであったが、今年はまた威勢のいい「たこ焼き」「生ビール」が復活する!
昨年の夏祭りの様子はこちら
今年は、かなり上等なたこ焼き台が手配できたので、今から楽しみである。
一部のお父ちゃん会員は、夏祭りで太鼓を叩く姿を子供に見せるという形で参加している。
結成から14年目になる(らしい)今年は、凝り固まった頭をほぐしながら、新曲に挑戦すべく熱い稽古を繰り返している!
「MUZIMA」
お父ちゃん太鼓の団体名。
スワヒリ語で「生きている」という意味である。
懸命に生きているお父ちゃん達の姿を見て、何かを感じ取ってもらえれば嬉しい。
夏祭り本番は、2012年9月16日(日)16時~ 郷ヶ丘幼稚園にて
passiveかつnegativeから、aggressiveかつpositiveへ acutiveな除染
昨日、子供がお世話になっている幼稚園での奉仕作業。
昨年度は、除染のために園庭の表土の除去を無我夢中でおこなった。
今年(昨日)は、園庭に新しい土を入れた。
地元の土ながら、地中深くの放射線量が低いことを確認したものだそうだ。
昨年度も今年度も、重い土を運ぶ重労働であるという意味での大変さは変わらない。
いずれも、子を思う親たちの愛情の集結であることに変わりはない。
けれど昨年は、原発事故のために仕方なくやらざるを得ないというpassiveな感情。
負からのスタートというnegativeな想いが漂っていたような気がする。
昨日は、晴天もあいまって、新たに良いものを自らの手で加えていくというpositiveさと、aggressiveさが充満していた。
多くの方々の努力で、園庭の環境放射線量は、0.1μSv/h 前後で推移している。
土を握りしめて遊ぶ子供を見ながら、
私たちは、ゆっくりだけど確実に前に進んでいる。
そんなことを実感できた一日であった。
昨年度は、除染のために園庭の表土の除去を無我夢中でおこなった。
今年(昨日)は、園庭に新しい土を入れた。
地元の土ながら、地中深くの放射線量が低いことを確認したものだそうだ。
昨年度も今年度も、重い土を運ぶ重労働であるという意味での大変さは変わらない。
いずれも、子を思う親たちの愛情の集結であることに変わりはない。
けれど昨年は、原発事故のために仕方なくやらざるを得ないというpassiveな感情。
負からのスタートというnegativeな想いが漂っていたような気がする。
昨日は、晴天もあいまって、新たに良いものを自らの手で加えていくというpositiveさと、aggressiveさが充満していた。
多くの方々の努力で、園庭の環境放射線量は、0.1μSv/h 前後で推移している。
土を握りしめて遊ぶ子供を見ながら、
私たちは、ゆっくりだけど確実に前に進んでいる。
そんなことを実感できた一日であった。
2012年9月6日木曜日
僕らの振り返り ~英国の家庭医の方々と“天ぷら”とともに~
昨日は、私たち福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座の教員にとって、とても贅沢な一日であった。
先日の、日本プライマリ・ケア連合学会学術大会のメインシンポジウムで、「英国のプライマリ・ケア、その国民医療における役割」についてお話しいただいた、元・英国家庭医学会 会長のRoger Neighbour先生と、「英国家庭医学会の新しい専門医教育・認定制度」について話してくれた英国家庭医療専門医の澤憲明先生を福島市にお招きして、振り返りセッションが行われた。
写真の通り落ち着いた雰囲気の和室の会場で、日本で家庭医療の診療・教育・研究活動を進めている立場から、現状や問題点を私たちが腹を割って語ると(もちろん英語で!)、家庭医療の診療・教育・研究における大先輩である英国から訪れてくださった お2人はとても親身になってアドバイスをしてくださった。
つい最近、非常に厳しい研修を終えて英国の家庭医療専門医を取得した澤先生からの言葉は一つひとつ重いし、制度も何も無いところから家庭医療を実践し、英国における家庭医療の礎を築かれたRoger先生からの実体験に基づくアドバイスは、現在の私たちの状況とリンクし、深く心に刻まれるものだった。
揖斐の吉村学先生の名言、「学習は頭と手と胃で」のとおり、頭を使って考え、手を動かして技術を身につけたら・・・
ご褒美~
天ぷらの名店「ひら井」さんで、美味いもの三昧。
福島の銘酒片手に 車エビ、アナゴ、ハモ、ウニ、松茸、アイス(その他、数え切れないほど)の天ぷらに舌鼓を打ちながら、国ごとに異なる食材を、英語で説明することの難しさを感じつつ、結局・・・
「Yummy!」
連呼の誠におめでたい会となったのは言うまでもない。
2012年9月2日日曜日
さらば福岡 第3回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会④
日本プライマリ・ケア連合学会認定後期研修プログラム責任者会議
親分の代理として出席させていただいた。
ブロック毎に各プログラムの現状と課題が挙げられた。
プログラムの数は増えたものの、それぞれが抱える問題点は多種多様。研修医の数もまちまちだし、研修者がいないというプログラムも稀ではない。
家庭医療に興味のある学生・研修医が潜在していることは知っている。
彼らが、確固たるアイデンティティーをもって、情熱を携えて飛び込んでこれる環境整備が急務である。
帰りの飛行機の時刻が近付き、会場を後にする間際に、偶然 複数の超懐かしい方々にお会いできてとてもよかった。
空港につくと、予定の便が遅れるので、30分後に出発する ひとつ前の便に繰り上げてくださるとのこと。
「やばい、土産 買えねぇ~!」
慌てて「稚加榮」の列に並び、名物の辛子明太子をゲットしてなんとか搭乗!
人生初のプロペラ~
振動でお尻が痒かった。
みなさん朝から奮闘 第3回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会③
9月2日(日)
どんなに飲んでも朝ちゃんと起きるのがポリシー(嘘)
酔い覚ましに、博多駅から20分の散歩を経て会場へ。
酔い覚ましに、博多駅から20分の散歩を経て会場へ。
インタレストグループ 若手医師部会企画 ジェネラリスト 80大学行脚プロジェクト
~あなたのまちで、若いジェネラリストを育てよう~
みんな頑張るねぇ~
ジェネラリスト80大学行脚プロジェクトの活動報告ののち、参加者一同、全国でジェネラリストを育てるための方略を議論した。
司会の巧みな場つくり能力に牽引されて、朝の8時から熱い発言の嵐、おいらも柄にもなく挙手して発言してみた。
家庭医自身が、医学生や研修医にとって、身近で良いロールモデルになることが、家庭医を目指す若者を増やし、定着させることが重要だとあらためて実感した。
司会の巧みな場つくり能力に牽引されて、朝の8時から熱い発言の嵐、おいらも柄にもなく挙手して発言してみた。
家庭医自身が、医学生や研修医にとって、身近で良いロールモデルになることが、家庭医を目指す若者を増やし、定着させることが重要だとあらためて実感した。
その後、メインシンポジウム 第1部「英国の家庭医療制度を知る」の一部を聴くことができた。
・「英国社会とプライマリ・ケア:市民の理解と期待」
ロンドン大学キングス・カレッジ医学部地域医療教育部門特別研究員 武田裕子氏
プライマリ・ケアに対して、9割近くの利用者が高い評価をしているという英国のデータが紹介された。無料でほとんどの医療が受けられる国営の英国医療サービスNational Health Serviceは、英国家庭医への市民の理解と期待のもとに成り立っていると感じた。
イギリスの家庭医に対する、住民の信頼の高さから学ぶべきことは何か?
アクセスの悪さがよく指摘されるイギリスだが、システムが継続的に改善していることを知ることができた。
改善の文化なら日本も負けないはずだ。
イギリスの家庭医に対する、住民の信頼の高さから学ぶべきことは何か?
アクセスの悪さがよく指摘されるイギリスだが、システムが継続的に改善していることを知ることができた。
改善の文化なら日本も負けないはずだ。
・「英国家庭医学会の新しい専門医教育・認定制度」
英国家庭医療専門医 澤憲明氏
英国家庭医学会の新しい後期研修プログラム・専門医認定試験(Membership of Royal College of General Practitioners:MRCGP)が紹介された。臨床応用試験、臨床技能評価、職場基盤評価など、総括的評価と形成的評価のバランスがとれた制度に感銘を受けた。特に、ePortfolioを用いた形成的評価の有用性を理解した。
新しい家庭医療養成プログラムが、イギリスの後期研修医らに好評らしい。
厳しいトレーニングにもかかわらず好評を博しているということは、診療能力が高くなって当然の理想的な研修制度と言えよう。
秘訣は、やはり高い能力を持った指導医が、きめ細やかな形成的評価をしてくれること?
特に、日記形式で日々の診療を振り返るネット上のラーニングログ。
ステップバイステップで成長していくレジデントの教育、評価のツールとして、親和性が高いと思う。
新しい家庭医療養成プログラムが、イギリスの後期研修医らに好評らしい。
厳しいトレーニングにもかかわらず好評を博しているということは、診療能力が高くなって当然の理想的な研修制度と言えよう。
秘訣は、やはり高い能力を持った指導医が、きめ細やかな形成的評価をしてくれること?
特に、日記形式で日々の診療を振り返るネット上のラーニングログ。
ステップバイステップで成長していくレジデントの教育、評価のツールとして、親和性が高いと思う。
さあ、このあと日本プライマリ・ケア連合学会認定後期研修プログラム責任者会議に親分の代理で出席して、楽しかった福岡ともお別れとなる。
福岡いいとこ 第3回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会②
撮影して後で調べたら、山口県下関市の蓋井島に相違なさそう。
それはさておき、さあて、発表、発表!
それはさておき、さあて、発表、発表!
発表者とともに、野外放出して、急いで読み原稿つくり&予演会の始まり始まり!
街は花火大会でお祭りムードの中、切羽詰まった感じて明らかに浮いてる私たち!
やってみないと分からない苦労と、達成感が、発表者の心のこもったプレゼンにより、集まってくださった方々に伝わった様子で、ぶっちゃけ「パクっていですか?」既に「パクってます!」的なお声をかけていただけた。そもそも発表の狙いは、パクっていただくことにより、全国(全世界)にこのプロジェクトが広がることなのである。
というわけで、ご満悦。
心おきなく中洲へGO!!!
とあいなった。
大衆居酒屋「酒一番」に入りたい衝動を抑えて「ぼちぼち」という雰囲気のある、かくれ酒屋を選択。
道すがら「鰻釣り」なる見慣れない出店や怪し目の大道芸人さんが・・・
まさかのライブハウス状態の会場。
思わずオーストラリアでのWoncaで、サタデーナイトフィーバー状態だったことを思い出した。
Facebookなど、ネット上での繋がりだけだった多くの方々と直接お会いできて、とても良かった。
ステージ上で繰り広げられるバンドの演奏につられて、かなり積極果敢に突撃させていただいたので、ご迷惑でなかったことを祈るのみ・・・
演奏の最後は、感動のフィナーレとなった。
Facebookなど、ネット上での繋がりだけだった多くの方々と直接お会いできて、とても良かった。
ステージ上で繰り広げられるバンドの演奏につられて、かなり積極果敢に突撃させていただいたので、ご迷惑でなかったことを祈るのみ・・・
演奏の最後は、感動のフィナーレとなった。
二次会が終わり、これで帰路につく。
はずもなく・・・
それでも呑み(食い)足りない輩は、中洲の屋台へGO!
はずもなく・・・
それでも呑み(食い)足りない輩は、中洲の屋台へGO!
どんなに忙しくても、辛くても、それが患者さんや地域の方々のためであれば、そして美味い酒と肴があれば、笑って頑張れる。
ていうか、幸せでいられる。
こんな、価値観を共有できる仲間がいる限り、僕もずっと頑張れると思った。
そして、ようやく帰路についた。
今のこの国の元気の発信源は、AKB〇〇 って数多過ぎじゃね?
48×2 ってそういう数字なんだ~ 不覚にも笑ってしまった。
これで終わりと思いきや、本日のメインイベントは、自身人生初のカプスラ・インテルナ(カプセルに入って寝る)体験が待っていた。
といっても、ゴージャスな個室カプセルだった。
どうせ個室ならカプセル要らないじゃん!
と内心思いつつも、意外に機能的で居心地がよく、ドラえもんの気持ちが分かるってもんだ!
しかも、「屋根さえあれば」と思って選択したのに、「屋根すらない」屋上露天風呂に24時間入れるという、大盤振る舞いに大満足!
心おきなく爆睡へ・・・zzz
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