2013年6月28日金曜日

想いを伝えるということと、あつくるしくならないこととの両立

想いを伝えるということ...

まだまだ自分には難しい。

診療というプロの業務としてのアプローチであれば徐々に慣れてきた部分はあるけれど、
いざ私見を伝える場面になると、想いの強さに比例して、どうもあつくるしくなり過ぎるらしい。

昨夜は、いわき市医師会通常総会・表彰式・懇親会があり、ご公務でご多忙の中、ご来賓の森まさこ少子化担当大臣から福島県の産婦人科医療救済のための施策についてのご報告などがあった。

で、いわきの医療をどうにかしよう的な、そんなムードに誘われて、おいらのテンションは鰻登りになりながら、多くの先生方といわきの医療の現状について熱いトークをさせていただいた。
会の終盤には会長の長谷川先生から ややむちゃぶり気味な新入会の挨拶のご依頼が・・・

こうして、暴走列車は突進現象を起こしていったのであった・・・

その後は、つまり…本音を言いたい放題というわけで、本来の毒舌を世に炸裂させてしまったわけで・・・
ご不快な思いをされた先生方にはこの場を借りてお詫びしたい。
しかしながら、いわきの医療をどうにかしたいという想いだけは、絶対に譲れない!
現状のままではこの先はない。
何かを変えない限り沈没必至なのだから「うちはやってる」というアピールはもう沢山。
どこもちゃんとは出来てないはず。
おいらだって、出来ない自分にもどかしさと苛立ちを覚えながら生きている。
出来ていない現状を認識しないとスタートラインにすら立てない。
まずは出来ていない現状を認識し、ちゃんと出来るようにシステムを修理しないといけない。
そのために、なにが問題なのか?どこが出来てないのか?良くするにはどうしたらよいのか?そんな議論をして、実際の行動に移していきたい。

嗚呼、伝えたいことはただそれだけなのに、伝え方があつくるしすぎて、ヘタッピなんだわさ・・・(泣)


結局、落ち込みながら隠れ家に引き籠り、今週2度目の午前様の夜は更けていくのであった・・・

2013年6月27日木曜日

今年も開催! 「キッズ医者かしま」

好評につき、本企画は受付開始当日午前中のうちに定員に達し、受付終了いたしました。




子供の職業体験のテーマパーク「キッザニア」のパクリ企画でおなじみの「キッズ医者かしま」
今年もはりきってヤリンス!
お陰様で例年受付開始当日から嵐のコンサートなみの(これは嘘ですが…)多くのお申込みをいただいています。



キッズ医者かしま2013

かしま病院の新任研修医になりきって、患者さんの診察や検査をしよう!当企画は、子供の職業体験ブームを巻き起こした「キッザニア」のパクリ企画。せっかくなので、夏休みの思い出と、自由研究のサポートになるよう内容を工夫しています。
皆さん奮ってご参加いただき、少しでも医療に興味を持っていただくきっかけになれば嬉しいです。


開催日時:2013年7月22日(土) 
           午前の部:9時~12時30分  午後の部:13時30分~17時
開催場所:かしま病院内(福島県いわき市)
参加対象:小学1~6年生
募集人数:午前の部・午後の部 各回15名 完全予約・入れ替え制
参加費用:500円(保険料・資料代など実費)



受付開始日時:2013年7月1日(月)午前9時00分~ 満員になり次第終了。

(フライングは無効です)

<お申し込み・お問い合わせ先>
社団医療法人養生会 かしま病院 地域医療連携室
TEL:0246-76-0350 FAX:0246-76-0352

2013年6月24日月曜日

家庭医療専門医試験の模擬試験に学ぶ家庭医療




日々、家庭医療の実践に励んできた研修修了生たち。
普段通りにできれば専門医試験は大丈夫と思いつつも、やはり試験は緊張するよね。
というわけで、試験でいつも通りにやるために、試験でいつも通りにやる練習をやっとこう!
専門医試験を擬似体験しちゃおうという企画。
家庭医療専門医試験受験経験者らの「大体こんな感じだった」という体験談をもとに実際の試験を再現。
しかし、単なる試験対策というより、例年「受験者にも評価者にも模擬患者役にも試験度返しに勉強になる」という意見が出るほど、あらためて家庭医療を様々な角度から見つめなおすいい機会になる。

受験者が持てる力を発揮できることを祈念して企画は無事終了した。

2013年6月23日日曜日

感謝のラストラン

弾丸トラベラー一家の足。
8年で約10万キロを走破した我が家ファミリーカーとも今日でお別れ。
複雑な思いでさよならドライブ旅行中である。
今更ながら猪苗代ってきれいだよね。
いろんなきれいなものを見せてくれた愛車に感謝しながら今日を大切にしたい。

養生会第29回院内研究発表会

毎年恒例の院内研究発表会が29回目・・・

昨年度途中から院内研修委員会委員長を拝命したのだが、病院が30周年と考えると、ほぼ発足当初からそんな企画が始まっていたという計算になり、先人のバイタリティーに敬意を表さずにはいられない。

研究発表というと、お堅いイメージかもしれないが、
医師や看護師・薬剤師・栄養サポートチームなどの医療職による発表のみならず、託児所のスタッフや事務職などによる活動報告など、学会発表とは異なり分野が多彩で非常に興味深く聴かせていただいた。
演者陣と記念撮影!
ちょっとおバカな楽しい仲間たちが、シャレの分かる理事長の元、のびのびと仕事している。

私たちが常に肝に銘じるべきこと ~実践家庭医塾~

今回は、医学生・日欧の初期臨床研修医や新しい塾生も加わり、にぎやかな雰囲気で活発なディスカッションがなされ、頻度と重大性の2軸をバランスよく考慮して、かつ実行可能な範囲において最善を目指した対応をしていくことの難しさと大切さを深く強く学んだ。

学んだらやっぱりご褒美でしょ!

そっち(ご褒美)の方に多くのスペースを割くなと怒られそうだが、その辺はツッコムことなかれ!

地域・家庭医療は爆発だ!

と、慈恵医大の有吉君(仮称)。
都会人なので車を持たずにいわきに参入したので、かしま病院から徒歩圏内のグルメにはやたら詳しくなっているらしい。

さんざん呑んでも元気に家カラかよ!!!
というわけで、熱く近所迷惑な研修の日々は続くのであった・・・

2013年6月20日木曜日

家に帰るということ

医学部6年の地域医療実習。
自宅に戻ると、患者さんは入院中とは違う表情を見せることを学んだようです。
患者さんという立場ではなく、その方そのものに戻れるのでしょうね。
そのことは常日頃から意識して診療していきたいです。

2013年6月17日月曜日

終盤編 第15回福島アドバンスドコース(FACE) ~山中克郎先生をお迎えして~

 山中先生の白熱の身体診察の講義。
数々のコツを伝授していただいたこともさることながら、何より心に残ったのはやはり、
患者さんへの真摯な姿勢。
あらためて、医師という職業の魅力やあるべき姿を伝えていただいたように思った。
 さて、つつがなくスペシャルゲストによる素晴らしいレクチャーも終了し、
昼食を摂りながら「どうやって逃亡しようか?」考えていたのだが、
研修医のY君に「なんのためにみんなで弁当を食べてると思ってるんですか?」
と諭され、なんとか思い留まった次第である。
 みなさんの情熱に押されて、なんとか最終日の午後というハードルの高い講義を無事務めさせていただいた。
それにしても眠かった・・・よね?
それでも、自分にしかできない感じの内容になるように頑張ったつもり・・・
受講されたみなさんにとって、少しでも参考になることがあったなら嬉しい限りである。

2013年6月16日日曜日

本番編 第15回福島アドバンスドコース(FACE) ~山中克郎先生をお迎えして~

夜の勉強会。
もっとも熱心に参加されていたのは紛れもなく山中先生だったと思う。
ご高名になられても、常に探究心と向学心を絶やさない。
そのような姿勢に大変感銘を受けた。


「情熱をもって若いDr.をたくさん育てていきましょう」
名著「ダビンチのカルテ」にサインと、勇気の湧くメッセージをいただいた。


今回もお開きは朝遅く午前4時30分。
結局、生ビール40リットル、日本酒約7升半その他、缶ビールも多数飲み干して・・・
そのままサッカー日本VSブラジル観戦に突入した人がいたとか・・・


それにしても、この後 最終日午後のレクチャーを割り当てていただいており、たいへんありがたい。
何かのお仕置きだろうか?

診断の素晴らしさをたっぷり学んだ後なので、ひねくれ者の私は別の角度から診断を考え直す機会を提供する予定である。

2013年6月15日土曜日

第15回福島アドバンスドコース(FACE) ~山中克郎先生をお迎えして~

第15回FACEが始まりました。



今回のスペシャルゲストは藤田保健衛生大 山中克郎先生
愉しい臨床推論の講義が始まりました。
参加者の学生や研修医も積極的かつ鋭い発言が炸裂し、非常にレベルが高いです。



今回の申込み人員は超満員御礼状態!
現在は昼の部が別室で炸裂中ですが、〇時間後にはここに会場を移して続きが展開されます。
そして、常連の参加者と講師陣はこの部屋で雑魚寝するならわしです。
嵐の前の静けさ・・・




季節外れの紅白歌合戦

長女の誕生祝いも既に午前様。
(どんな教育してんねん)
なぜか昨年の紅白の録画を観ながら夜更かししている我が家。
ふるさとを思うことで、人の情緒は豊かになり、夢を実行する勇気が生まれる ふるさととは いつも 心の中にある・・・日野原重明 先生の
有難いお言葉に何度も頷きながらも、ゴリーぱみゅぱみゅを応援している。
こんな意味不明な遊び心でずっとずっとゆる~く自分らしくやっていきたい。
長女のために次女(と妻)がいけた華

2013年6月14日金曜日

熱き学びの共有 ~ホームステイ型地域医療実習懇親会~

臨床実習で地域医療を選択した福島県立医科大学の6年生は、県内各地に滞在し県内各地の医療機関で実習を行っている。
それぞれ土地ごとに風土が異なり、実習医療機関の役割も異なる。
学生同士がそういった違いを共有・補完し合えるように、当講座では学びの情報交換の場として懇親会を提供している。
毎年、学生の学びの深さに感心させられるのだが、ただただ地域医療の現状を理解するだけでなく、年々問題意識を持って取り組んでくれる学生が増えているように感じる。

熱き学びには熱き料理で応える。
それが当講座のならわし・・・
というわけではないが、6月12日には学生らとメキシコ料理を囲んで楽しく(萌えながら)呑み語った。

2013年6月13日木曜日

千手観音には及ばないものの… ~14手観音~

活気があるのはいいもんだね~

福島県立医科大学医学部6年生
ハンガリーの医大卒の臨床研修医
東京慈恵会医科大学病院の臨床研修医
オークランド大(米国ミシガン州)医学部学生
福島県立医科大学地域・家庭医療学講座の後期研修医とスタッフ・・・

福島県いわき市の地域・家庭医療を学ぶ多くの若者に囲まれると、
ついくだらない遊びをしてしまう大人げないオイラ





いわきの東日本大震災展

海外のゲストを案内しながら「いわき ら・らミュー」2階の展示を見て、忘れかけていた記憶が蘇った。
断水の中、もう何日ぶりか分からない風呂に恵まれ、そのありがたさに涙を流しながら頭を洗ったあの時
例えようのない閉塞感と不安を覚えたあの日々
自分たちにできることを探して避難所巡回させていただいたあの日々
その中にきっと忘れてはいけないものが沢山あるんだと思う。



2013年6月7日金曜日

続“いわき”って?“鹿島”って? ~いわき弁編~

いわきに滞在中のレジデント・学生と、これからいわきを訪れる方のために、愛すべきいわき弁たちをまとめてみました。

あげる:吐く
あだま切る:髪の毛を切る
あっぱとっぱする:あたふたする
あっぽ:大便
あっぽくみ:バキュームカー
あらいーごど:ご婦人がうらやましがるときに使う
いぎなし:いきなり
いごぐ:動く
いじくりこんにゃく:かわいがり過ぎて触りまくること
いだましー:もったいない
いっきゃう:偶然出会うこと
いっしゃ:お前
行ってみる:帰る
うすらがすら:ウロウロ
うそんこ:練習で(本番ではないこと)
うぢ:家
うぢげ:自分の家
うっちゃばる・うっちゃる・うっちゃらばす:放っておく
うっつぁしい・うっちゃしい:うるさい
うるがす:(食器などを)水に浸す
エロエロ:色々
エロ鉛筆:色鉛筆
おえんとする:座る
おーやだごど:あら嫌だわ
おぎむぐれ:起きぬけ
おしめり:雨
おっが:奥さん・お母さん
おっきょる:折る
おっこむ:(洗濯物などを)屋内に取り込む
おもしぇ~:面白い
おもしゃぐね:面白くない
おんだす:追い出す
がおる:弱る
がぎめら:子供たち
かさぴた:かさぶた
かして:どいて
~時からまり:~時頃
きどころね:うたたね
きめっこ:ひねくれてすねること
きもすけわるい:気色悪い
くさっぽ:おでき・皮膚病
くっちゃべる:しゃべる
くらすける・くらつける:ぶん殴る
くんだす:口から出す
げいぶん悪い:外聞が悪い
けづっぺだ:おしり
けづめど:肛門・ケチな人のこと
けな:こっちに来なさい
ごせっぱらやげる:腹が立つ
こったんない:ちょっと頭(知恵)が足りない
こっぱずかしい:恥ずかしい
こわい:つかれた
しおびぎ:塩鮭
しぐ:死ぬ
しっぱだぐ:ひっぱたく
~してくっちゃ:~してやった
~してけな:~してください
しなびる:しぼむ
しみ:趣味
しゃで:弟
じんぐり:順番に
すっかい:すっぱい
~すっと:~するぞ
~すっぺ:~するぞ・~しよう
~すっぱい:~しましょう(~すっぺの丁寧語)
すっぺったこっぺった:あーだこーだ(言うこと)
するびる:引き摺る
すんめ・すっさんな:~するな
せでいぐ:連れて行く
せな:兄
そうりょう:長男
そじる:ただれる
そなごどあんめ:そんなことはないでしょう
たっぺ:アイスバーン
たでる:飼う
たる:便をする
たんがぐ:担ぐ
ちだらまっか:血だらけ
調子こぐ:調子にのる
ちょうろぐ:まとも
ちょろまがす:ごまかしてもらってしまう
ちんこい:小さい
ちんと:少し
ちんたら:だらだら
ちんにぎる:つねる
つっぱいる:誤って落ちる
つんのめる:足を取られて転ぶ
でっかす:出くわす
でれすけ:だらしない人
とっかす:とりあげる
とっけぇる:とりかえる
とっこす:通り越す
なげる;捨てる
にしゃ・にっしゃ:お前
ぬったぐる:べたべた塗る
ぬってげ~:(車などに)乗っていきなさい
ねっぱす:貼り付ける
ねんちゅ:いつも
のぜぇ~る・のざえる:のどに物を詰まらせる
のったつ:勃起する
のべる:(お湯などを)ぬるくする
のんのさん:仏様
のんめ:ものもらい
はいめ・はえめ:ハエ
はがいぐ:はかどる
はだぐ:叩く
はっかはっかする:動悸・息切れがする
ばっち:末っ子
はっぱがす・ひっぱがす:剥がす
はねくら:かけっこ
はめっこ:性行為
ひじゃかぶ・しじゃかぶ:膝
ひやす:(食器などを)水に浸す
ひゃっこい:冷たい
びんこ:もみあげ
ぶきっちょ:不器用
ふだ:(液体などが)たっぷりある・満タンになる
ぶづ:打つ
ふっかげる:風に乗って雨雪が飛んでくる
ぶんず:ぶどう・紫斑
ぶんず色:紫色
ぶんぬげる:底に穴が開く・抜ける
ふんのぼる:踏みつける
へでなし:本気とも冗談ともつかいないこと
へぼ:駄目な人、駄目なもの
ぼっこす:壊す
ほっちゃぐる:掘る
ほどんと:ほとんど
ほろう:落とす
ほろすけ:愚か者、眠そうにしている人(語源:フクロウ)
ほんこ:本番
まっかちっか:まっかっか
まっと:もっと
までぇ:丁寧
まぶる:見守る
まんにゃう:間に合う
みちかい:短い
みったぐねぇ~:みっともない・気持ち悪い・かわいくない
むぐす・むらす:(便を)漏らす
むじゅう:夢中
めっかる:見つかる
めっける:見つける
メド:穴
もす:燃やす
もっちゃげる:持ち上げる
ももた:太もも
やっこい:やわらかい
やっとごすっとご:やっと
やびな:一緒に来なさい
やんめ・やっさんな:~やめな・やめときな
ゆ~め~どご:有名人・著名人
よぐよぐ:よほどの状態・どうしようもない状態
よすけ:いい人・お人よし
よばる:呼ぶ
よばれる:ごちそうになる
らいさま:雷
ろくた:ろくな
んだ:そうだ
んだげんちょも:そうだけれども
んだっぺ:そうだろう?そうだよね?
んだわ:そうだね


参考サイト: http://www.iwaki-onahama.com/hougen/index.html

“いわき”って?“鹿島”って?

地域医療研修の初期臨床研修医や、地域医療実習のためのホームステイ医学生らが、いわき市に短期滞在している。
時に純粋な都会育ちの方もおいでで、病棟や診察時でのネイティブないわき弁に翻弄されている様子。
いわきビギナーな彼(彼女)らに、いわきと鹿島らへんの基本を伝授しておきたい。

<方言>
いわき弁の特徴として、語尾に「げ」「だっぺ」をつけることが多い。
例えば「行くか」は「いぐげー」、「そうかい」は「そうげー」、「そうだよね」は「んだっぺ」、「頑張りましょう」は「がんばっぺ」という具合。

<冷やし中華>
いわきで冷し中華を注文すると、必ずマヨネーズがついてくる。
冷やし中華のたれと混ぜると絶妙な相性なのだが、いわき市民しかやってないらしい。

<コミュニティーFM
76.2MHz、このFMは福島県内のコミュニティーFMの周波数であり、いわき市ではSEA WAVE FMいわきを聴くことができる。
地元のきめ細やかな情報をゲットできるので、いわきを知る近道に。

<鹿島地区>
われらが“かしま病院”のある鹿島地区。
開院当初の30年前は、平と小名浜を結ぶ県道26(通称 鹿島街道)と田んぼしかない長閑なところであった。
走熊なんて地名もあるくらいだが、今では鹿島ショッピングセンター「エブリア」をはじめ、大型店舗が集中する市内屈指の商業地となった。

<東北の湘南?日本のハワイ>
いわきで雪は珍しい。年間の降雪量は東京より少なく名古屋なみ。
だからいわき市民は雪にめっぽう弱い。
スタッドレスタイヤをはかないで冬を過ごす人も多く、雪道での運転に慣れていないため、いざ1㎝でも積雪しようものなら、あちこちで車が路肩につっぱいっている(突き入っている)
主要道路の街路樹に亜熱帯地方に生えている「シュロ」が植えられ、日本のハワイ。スパリゾートハワイアンズを擁する南国ムードを醸し出している。


<メキシコなのにカニピラフ>
いわき市民でレストラン「メヒコ」を知らない人はいない。

誕生祝の会場として定番!

名前はメキシコ、マスコットキャラクターもメキシコ人なのに、メニューにタコスなどのメキシコ料理はなく、カニピラフが名物で、生き物を見物しながらピラフを食べるコンセプト。バブリーな時代は、鹿島街道沿いに水族館・フラミンゴ館・モンキー館の三種揃い踏みであったが、経営難や震災を経て、今ではフラミンゴ館を残すのみに。

地元のじいちゃん・ばあちゃんは今でも改名前の「常磐ハワイアンセンター」と呼ぶ。
言わずと知れた映画「フラ・ガール」の舞台。

そろそろ疲れたのでまたの機会に続く・・・

2013年6月4日火曜日

出来高払い・・・

そもそも守るべきものは?
医師ら一人一人、厚労省、自治体、医師会、、、それぞれの立場を主張して、互いに足を引っ張っているだけでは前に進めない。
信頼という大切な観念が欠如している。
医療費を削減することは、最終的に国民を守ることになる。
医師は医療費を削減しても医療の水準を高めていけるように、効率的な医療の提供に注力すべきだ。
それは単に予防医学を充実させるという意味だけではない。
例えば、最近とみに多いポリファーマシーの問題。
かかりつけ医に原因不明とされた体調不良を理由に受診された患者さんが、かかりつけ医が把握しないまま、複数の医療機関から同時に数えきれないほどの処方を受けているという状況は日常的で、しかも、薬を最小限に減らすだけで体調が回復するという経験も稀ではない。
このようなことを日々生み出している現行の制度のままでいいのだろうか?

http://dw.diamond.ne.jp/articles/-/5265

出来高払いとは、本来は「いい仕事をした分だけご褒美がもらえる」という位置づけであるべき。
“いい仕事”とは、もちろん国民の健康に寄与すること。
現行の制度では、国民の健康というアウトカムとは無関係に「医療を行使した分だけご褒美がもらえる」
たとえそれが無駄な、時に有害な医療であっても・・・

もっとはっきり言えば、たとえ必要のない医療でも「医療を行使した分だけご褒美がもらえる」
さらに言及するなら、薬剤相互作用などによる副作用を招いたり、診断や治療方針決定に寄与しない検査や無駄に放射線被曝する検査を提供しても「医療を行使した分だけご褒美がもらえる」
「医療経済を逼迫させればさせるほど、ご褒美がもらえる」のである。

すべてもう一度原点に立ち返って、それぞれが国民の健康のために何ができるのか?
同じ目標に向かって本気で行動すべき時が来ている。