定例の勉強会。
今日のテーマは、改めて「聴く技術」
THE PATIENT HISTORY 2nd. edition
An Evidence-Based Approach to Differential Diagnosis
を参考に、身体診察がモノを言いそうな「肩の痛み」をテーマに、敢えて病歴だけで どこまでつめることができるかを検証した。
そこで分かったこととしては、この領域では、有病率すら明らかになっていないほど、非常にエビデンスが少ないということ。
だから、やはり適切な身体診察の技術は、当座 必要そうである。
しかし、その中でも、肩そのものの問題なのか?放散痛としての肩の痛みなのか?急性発症なのか?慢性の経過なのか?を探ることは、病歴だけでもある程度できそうだし、特に放散痛を想起した病歴聴取ができることが、緊急疾患や重篤な疾患を拾い上げるのに役立ちそうである。
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