2012年3月15日木曜日

3.11 いわき復興のシンボル“フラガール”とChris van Weel先生

2012311日。
震災から1周年のこの日、オランダから来日していた前Wonca(世界家庭医機構)会長のChris van Weel先生御夫妻が、いわき市を訪問してくださった。
嬉しいことに、訪問に先立ち、映画「フラガール」を観て、フラガールが生まれた街“いわき”の予習はバッチリの様子。
津波による被害が甚大な豊間地区。
ほとんどの住宅は基礎部分だけを残し、更地に近い状態になっている。
ここから次の一歩を踏み出そうとしている人々。
Chris先生御夫妻も「とても印象的」と感想を語ってくださった。

閑散としている永崎海岸。
しかし、静寂の中にも何か力強いメッセージを伝えてくる。

さて、Chris先生御夫妻はハワイアンズの新ホテル「モノリスタワー」ステイ。
(おいらも泊りたい・・・)
せっかくなので、お供してレジデントらとハワイアンズに入場する。

震災直後から、ハワイアンズのスタッフが、どのような想いで日々を過ごしてきたのか?
想像するだけで胸が熱くなる。
いわきを愛し、いわきに生きる仲間として、ずっとずっと応援していく。

さて、グランドポリネシアンショーである。
ビーチシアターは1082席に増え、有料予約席が設けられていた。
1ドリンク付きで、SS席はショーの後にフラガールとの記念撮影ができるという特典付き。

日曜の夜にもかかわらず超満員。
今か今かと固唾を飲んで開演を待つ客席。
ショーの内容は、構成も踊りもとても素晴らしく、以前よりも洗練されていると感じた。
それは単に技術的なことではなくて・・・

ファイヤーナイフダンサー
フラガール
バンドメンバー
その他スタッフらの

「この一瞬一瞬を最高に楽しんでほしい」

という熱い想いを強く感じた。

そして誰よりも提供している側が、この瞬間を大切に思い、自ら本気で楽しんでいるのがビンビン伝わってきた。

自分自身が楽しめること、これこそ最高の原動力になる。
そういった力を集結して、あたらしい“いわき”を動かしていけたらいい。
自分もその歯車の一つになれたら嬉しい。

さて、Chris先生御夫妻であるが、ショーの間、極めて熱心にご覧になっていたようだ。
いわきで今、フラガールが踊っていることの意義について、何をどこまで正確にご理解されたかは正直分からないけれど、いわきの人々の熱い心意気だけは、ちゃんと伝わったものと確信している。

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