WONCA Asia Pacific Regional Conference 2019 Kyoto, Japan
第10回 日本プライマリ・ケア連合学会学術大会に参加してきました。
合計参加者6467名の大規模な大会でした。
また、数だけではなく質的にも、総合診療というものが日本に正しく定着しつつあることを実感することができました。
日本の家庭医療・総合診療の黎明期を支えてきた多くの人達が、根気強く診療・教育・研究活動を続けてきたことが、じわりじわりと浸透して、そのチルドレンたちが更に精力的に活躍し、更にグランドチルドレン達が創生されていくわけで、熱量はまさに末広がりです。
特筆すべきこととして、日本プライマリ・ケア連合学会から、総合診療を目指す若手医師のための新たなキャリアパスが提唱されました。その背景として、新専門医制度における総合診療領域を選択した専攻医の数が、2018・2019年度で2%程度にとどまり、これまで日本プライマリ・ケア連合学会が取り組んできた実績を下回る厳しい現実があります。その原因として、総合診療専門医制度の不安定さ、専門医を取得後のキャリアパスの不明瞭さ、今後の展開が不透明であることが挙げられます。学会としては、プライマリ・ケアを実践する人材を数多く養成するために、多様で将来性のあるキャリア形成の支援に注力することを表明しました。
具体的には、基本領域としての総合診療専門医をベースとして、以下の3つのタイプの領域が、2階部分の柱として示されました。
① 新・家庭医療専門医(世界標準の高い専門性と学術性を備えた家庭医)
② 病院総合診療専門医(病院で高い総合診療能力を発揮する病院総合医)
③ 在宅・緩和等 他のサブスぺ専門医(高い総合診療能力をベースに特定の領域を深めた医師)
かしま病院は、コミュニティー・ホスピタルとして、これまで通り、基本領域としての総合診療専門医養成のための教育協力機関としての役割を果たすとともに、病院における外来・病棟・救急での幅広い診療能力、他科や多職種と連携しながら、総合診療病棟を管理運営する能力、退院支援や地域連携を担う能力、診療の質改善、教育、研究を推進する能力などについての研修環境の充実に努め、質の高い病院総合診療専門医の養成に貢献する使命を持っていると考えます。
また、数だけではなく質的にも、総合診療というものが日本に正しく定着しつつあることを実感することができました。
日本の家庭医療・総合診療の黎明期を支えてきた多くの人達が、根気強く診療・教育・研究活動を続けてきたことが、じわりじわりと浸透して、そのチルドレンたちが更に精力的に活躍し、更にグランドチルドレン達が創生されていくわけで、熱量はまさに末広がりです。
特筆すべきこととして、日本プライマリ・ケア連合学会から、総合診療を目指す若手医師のための新たなキャリアパスが提唱されました。その背景として、新専門医制度における総合診療領域を選択した専攻医の数が、2018・2019年度で2%程度にとどまり、これまで日本プライマリ・ケア連合学会が取り組んできた実績を下回る厳しい現実があります。その原因として、総合診療専門医制度の不安定さ、専門医を取得後のキャリアパスの不明瞭さ、今後の展開が不透明であることが挙げられます。学会としては、プライマリ・ケアを実践する人材を数多く養成するために、多様で将来性のあるキャリア形成の支援に注力することを表明しました。
具体的には、基本領域としての総合診療専門医をベースとして、以下の3つのタイプの領域が、2階部分の柱として示されました。
① 新・家庭医療専門医(世界標準の高い専門性と学術性を備えた家庭医)
② 病院総合診療専門医(病院で高い総合診療能力を発揮する病院総合医)
③ 在宅・緩和等 他のサブスぺ専門医(高い総合診療能力をベースに特定の領域を深めた医師)
かしま病院は、コミュニティー・ホスピタルとして、これまで通り、基本領域としての総合診療専門医養成のための教育協力機関としての役割を果たすとともに、病院における外来・病棟・救急での幅広い診療能力、他科や多職種と連携しながら、総合診療病棟を管理運営する能力、退院支援や地域連携を担う能力、診療の質改善、教育、研究を推進する能力などについての研修環境の充実に努め、質の高い病院総合診療専門医の養成に貢献する使命を持っていると考えます。
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