2013年9月25日水曜日

2030年 超高齢未来を考える勉強会 ~いわきのあすを明るくするために~

超高齢化が進む中、いわきが日本で最初の「幸せな長寿市」になれるようにしよう!
というわけで、本日はその第1回の勉強会であった。
商工会の方々、医療関係者を含む、多職種40名弱が一堂に会し、2030年超高齢未来 破綻を防ぐ10のプラン」 東京大学高齢社会総合研究機構 著 (東洋経済新報社) を参考書に、熱心に学んだ。
臨床研修医のHちゃんも、現在の社会保障制度の問題点について、いわきで学んだことを含めてプレゼンしてくれた。
2030年・・・彼女が医師として働き盛りとなるころに、私たちはどんな時代を切り拓いているだろうか?
これからは、高齢者が増えすぎて、高齢者を若年者が支えきれる時代ではなくなる。
素直に長寿を喜べない現状がある。
その中で、いかに元気な高齢者の自立を支えていけるか、実は宝の山である高齢者の溢れるパワーを未来の日本のために活かすことができるかが、これからのカギになると思う。
そもそも、今回の勉強会のような興味深い取り組みをリードされている方の中に、たくましい後期高齢者が含まれている事実自体、心強い限りである。

人が住みよい街とは?
人と社会との関わりを意識した都市計画が重要である。
生活の場、つまり住む場、仕事の場、買い物の場、娯楽の場、療養の場などをごちゃ混ぜにして、共に支え合いながら、最期までその人らしく、生き甲斐や役割をもって生きていけるような街づくりが出来たらいい。
その中で、医療・福祉を提供する立場から、私たちに何ができるか?何をするべきか?
元気な高齢者を要介護者にしないための予防戦略、介護に疲れた家族が体調を崩さないための配慮、そして、安心して看取りができる環境の整備・・・
この先、避けては通れない医療を核としたコンパクト・シティーを目指して取り組んで行きたい。

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