嫌な地響きと突き上げる衝撃・・・
強制的にあの日を思い出させられる瞬間。
その直後に緊急地震速報
「(いつものことだが)順番逆じゃねぇ?」
と心でツッコミを入れながら・・・
午前2時25分頃、草木も眠る時刻に、まさにいわき市内を震源とした直下型の地震に叩き起こされた。幸い、揺れはすぐにおさまったので、自宅内で大きな被害はなさそうだったが、念のため自宅内を巡回したら、食器棚内の一部のコップ倒れで扉に堰き止められていたり、冷蔵庫の扉が開いたりしていた。
そして、フロアに沢山の物が散乱している・・・
いやっ!
これは、ただ単に昨夜子供が散らかして片づけないまま寝てしまっただけだ (笑)
子供と言えば、こんな揺れでも起きやしねぇ~
再三の親からの「片づけなさい」をスルーして寝てしまうだけあって、なかなか図太いものである。
出勤途中、病院近くの鹿島街道では、水道管が破裂したのか?
10メートル超と思われる高い水柱が猛烈な勢いで噴射していた。
当院では若干名の外傷患者さんを当直医が受け入れていた。
エレベーター1基が故障したことを除いて、重大な混乱や断水等のライフラインの問題はないようだった。
そして医局・・・
散々だ!
決して日頃からこんな状態というわけではない!
2011年、何度も何度もこんな風景になった当院医局。
病院で最もデンジャラスな場所であることは、どうやら間違いないらしい。
昨夜は、オーストラリアからのクレア先生や、当講座のボスも、いわきステイであったが、無事を確認できて、ひとまずほっとした次第である。でも、地震に不慣れであろうクレア先生はきっと、かなり驚かれただろう。
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