今宵の家庭医塾は、初期研修医と指導医から2本立ての発表!
研修医からは、ジェネリック医薬品に関する話題提供がありました。
日頃あまり深く考えていなかったテーマですが、諸外国に比べてジェネリックがあまり普及していない事情・事由が示され、小グループ・ディスカッションは大いに盛り上がりました。
あらためて考えてみると、確かに日本の制度内では患者さんが、ジェネリックのメリットを実感・理解しにくいし、そこまでお得感を得られないかもしれません。加えて、安全性を検証するシステムや有害事象が発生した場合の補償体制も不十分に感じます。
そもそも医療費削減が目的であれば、特許切れと同時に先発品の薬価自体を下げれば良いのでは? など、様々なアイディアが飛び出しました。
いずれにしても、一律に物事を進めるのではなく、患者さん本人と医師の考えをバランスよく考慮し、個別のケアが重要であるということ、つまり、ジェネリックの問題ひとつとっても、私たちがいつも大切にしている患者中心の医療の方法の実践につながっていくことを再認識しました。
続いて、専門医試験の準備でケツカッチンなスーパー・ドクターF(SDF)から、徐々に死期が近づきつつある不安定な状態の高齢者の意思決定の支援のおなはし…
いわずもがな、高齢者のケアにおいては、悩みどころ満載で、考慮すべき要素が多いこと多いこと…
そこは いぶし銀レベルのSDFですので、Jonsenの4分割法などを活用しながら、独居の終末期という、自宅への退院が かな~り絶望的な状況にも関わらず、ご本人の意向を見事かなえる形での在宅ケアの導入!
安定の問題解決能力を発揮した過程と結末が示されました。
かしま病院 病院長 石井 敦が、大好きなふるさと“いわき”から、家庭医療・総合診療の実践と教育・普及活動の新しい形を発信します。 医療と地域をつなぐ「いとちプロジェクト」 「医療を街に置く」ということはどういうことなのか? 何気ない日常を通して探求していきます。
2018年5月17日木曜日
2018年4月21日土曜日
春爛漫の桃畑を抜けて ~第5回 PEACH!!~
早くも第5回を迎えた PEACH!! は、県北の公立藤田総合病院での開催。
快晴の中、せっかく桃の里でのお勉強の機会なので、先ずは地域風土の視察から…
阿津賀志山~白石市往復の18㎞ラン!
春爛漫の桃畑を抜けて、猿の群れを目撃しながら 延べ標高差350mの登山ランに、わたくしの筋肉は喜んでいました。
冒頭に、症例検討とポートフォリオ検討が1事例ずつありました。
前者が議論のフォーカスが傷病中心であるのに対して、ポートフォリオ検討では学習者(事例報告者)の成長の過程が議論の的となります。
同じイベントの中で連続して行うことにより、ディスカッションを通して両者の違いが浮き彫りになり、学習者中心の医学教育の充実のためにも、学習手段としてのポートフォリオの有用性を再認識し、更に有効活用していきたいと思いました。
次に、英国ロンドンから英国総合診療医・指導医の Will Brook 先生による特別講演。
「Images of Primary Care」と題し、London の Welcome Library や New York の The Burns Archive などに収蔵されている、医療に関する古い写真を紹介しながら、世界の医療、プライマリ・ケアの歴史についてお話いただきました。
存在そのものが癒す力をもつ家庭医によるケア、患者中心の医療の方法の奥深さをしみじみ感じる時間となりました。
最後のセッションは、福島県立医科大学 医学部 地域・家庭医療学講座 北村俊晴先生によるワークショップ「すぐできる!エビデンス検索」データベースからの情報検索
短時間で必要な情報にたどり着くための「コツ」、英語が苦手な人でも大丈夫な二次資料のワンランク上の使い方が紹介されました。
情報検索に不慣れな臨床研修医の皆さんでも、ていうか、だからこそ、やってみると色々発見があったようで、先ずはデータベースとお友達となって、毎日触ってみて、自分なりの裏技を見つけたりするのも上達のコツかと感じました。
福島県内の総合診療医育成のための5つのプログラム。
今後、それぞれが益々コラボして、より良い学習の場を提供していけたら良いと思います。
快晴の中、せっかく桃の里でのお勉強の機会なので、先ずは地域風土の視察から…
阿津賀志山~白石市往復の18㎞ラン!
春爛漫の桃畑を抜けて、猿の群れを目撃しながら 延べ標高差350mの登山ランに、わたくしの筋肉は喜んでいました。
冒頭に、症例検討とポートフォリオ検討が1事例ずつありました。
前者が議論のフォーカスが傷病中心であるのに対して、ポートフォリオ検討では学習者(事例報告者)の成長の過程が議論の的となります。
同じイベントの中で連続して行うことにより、ディスカッションを通して両者の違いが浮き彫りになり、学習者中心の医学教育の充実のためにも、学習手段としてのポートフォリオの有用性を再認識し、更に有効活用していきたいと思いました。
次に、英国ロンドンから英国総合診療医・指導医の Will Brook 先生による特別講演。
「Images of Primary Care」と題し、London の Welcome Library や New York の The Burns Archive などに収蔵されている、医療に関する古い写真を紹介しながら、世界の医療、プライマリ・ケアの歴史についてお話いただきました。
存在そのものが癒す力をもつ家庭医によるケア、患者中心の医療の方法の奥深さをしみじみ感じる時間となりました。
最後のセッションは、福島県立医科大学 医学部 地域・家庭医療学講座 北村俊晴先生によるワークショップ「すぐできる!エビデンス検索」データベースからの情報検索
短時間で必要な情報にたどり着くための「コツ」、英語が苦手な人でも大丈夫な二次資料のワンランク上の使い方が紹介されました。
情報検索に不慣れな臨床研修医の皆さんでも、ていうか、だからこそ、やってみると色々発見があったようで、先ずはデータベースとお友達となって、毎日触ってみて、自分なりの裏技を見つけたりするのも上達のコツかと感じました。
福島県内の総合診療医育成のための5つのプログラム。
今後、それぞれが益々コラボして、より良い学習の場を提供していけたら良いと思います。
2018年4月19日木曜日
“コネ”と 医の倫理 ~実践家庭医塾~
今宵の家庭医塾では、冒頭、昨年度末に晴れて専攻医を卒業した藤原学先生に、プログラム責任者の葛西教授から、研修修了証書が贈呈されました。
これからは指導医として益々ご活躍いただきたい、というよりも、既に早速そのような手腕を発揮されているので心強い限りです。
次に、理事長ご自身から、超高齢・多死社会を見据えた、未来のニーズに応えられる面倒見の良い病院を目指していく かしま病院のビジョンが語られ、付随してAdvance Care Planningのあり方や、それを取り巻く世間体などのディスカッションで大いに盛り上がりました。
最後に「“コネ”と 医の倫理」と題して、久々にわたくしがプレゼンを担当しました。
身近な人、家族、自分自身、VIP、たまたまネットで繋がった方などに対して、医師としてどのように関わるべきか?
皆さんの豊富な実体験をもとに、様々なご意見や工夫、対策を授かり、大変勉強になりました。
これからは指導医として益々ご活躍いただきたい、というよりも、既に早速そのような手腕を発揮されているので心強い限りです。
次に、理事長ご自身から、超高齢・多死社会を見据えた、未来のニーズに応えられる面倒見の良い病院を目指していく かしま病院のビジョンが語られ、付随してAdvance Care Planningのあり方や、それを取り巻く世間体などのディスカッションで大いに盛り上がりました。
最後に「“コネ”と 医の倫理」と題して、久々にわたくしがプレゼンを担当しました。
身近な人、家族、自分自身、VIP、たまたまネットで繋がった方などに対して、医師としてどのように関わるべきか?
皆さんの豊富な実体験をもとに、様々なご意見や工夫、対策を授かり、大変勉強になりました。
2018年4月15日日曜日
海外ゲスト&新人歓迎! 第132回 家庭医療レジデント・フォーラム@かしま病院
今年度も新しい専攻医をかしま病院に迎え入れることができました。
今回の家庭医療レジデント・フォーラムは、新人オリエンテーションを兼ねた内容でした。
また、すっかり葉桜になった鹿島千本桜がある矢田川沿いで「かしま ふれ愛 さくら祭り」が行われていたので、昼食の食料ゲットをかねて皆で繰り出しました。
午後には、英国から訪問している家庭医 Will Brook先生からのプレゼンもありました。
家庭医は、患者さんと最初にコンタクトして診断や治療を施すだけでなく、継続的に関わり、ずっとそばにいることで存在そのものが癒しになる。
プライマリ・ケアや家庭医の歴史を物語る多くの写真を用いて、そういった感じの心意気を語ってくれた。ような気がする…
今回の家庭医療レジデント・フォーラムは、新人オリエンテーションを兼ねた内容でした。
また、すっかり葉桜になった鹿島千本桜がある矢田川沿いで「かしま ふれ愛 さくら祭り」が行われていたので、昼食の食料ゲットをかねて皆で繰り出しました。
午後には、英国から訪問している家庭医 Will Brook先生からのプレゼンもありました。
家庭医は、患者さんと最初にコンタクトして診断や治療を施すだけでなく、継続的に関わり、ずっとそばにいることで存在そのものが癒しになる。
プライマリ・ケアや家庭医の歴史を物語る多くの写真を用いて、そういった感じの心意気を語ってくれた。ような気がする…
2018年4月5日木曜日
あっちゃん、新人の皆さんと絡むの巻
好例なのか辛例なのか降霊なのかは不明ながら、実際 恒例となっています。
自身としては、変態増殖のための非常に贅沢な機会を与えていただいていると思い感謝申し上げます。
自己紹介といえど、結局、プライマリ・ケアとは何ぞや? 家庭医療・総合診療とはなんぞや? というところに帰着するのが「石井 敦」の自己紹介です。
年々、プレゼンのノリが順調にヤバい方向に向かっているのですが、その分、新人オリエンテーションでの他の部署からの講義三昧に疲れ果てた新人君たちへの良いアクセント(オアシス?)になっているものと、勝手に信じています。
今年の新人の皆さんの印象としては、例年カターい雰囲気満載の空間から いかに解す作業から入るのですが、今年は柔和な感じがしたのは何故でしょう?
積極的な質問も出て、未来への明るい兆しを感じることができました。
余談ですが、今年度から これまで部長すらいなかった総合診療科の部長職を拝命しました。
奇しくも本日は、かしま病院の創立記念日。
記念式典で語られた理事長の「かしま病院は、地域の面倒見の良い病院を目指します」の力強いお言葉に、総合診療科・家庭医の役割の重みを再認識し、明日へ向かって猛進していく決意を新たにしました。
2018年4月1日日曜日
かしま病院・クリニックかしま統合のお知らせ
エイプリルフールですが、下記記述は嘘ではありません(笑)
クリニックかしまは、平成30年4月1日よりかしま病院と統合してかしま病院外来として一本化することとなりました。
・ 外来診療や診察場所等については、従来通り変更はございません。
・ 診察券はクリニックかしまのものを引き続きご使用いただけますので ご安心ください。
・ 診療所から病院に変わることで、料金が変わる診療内容もございます。
予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
これからも地域のための医療機関として、より充実した医療を皆さまに提供できるよう取り組んでまいります。リニューアルした『かしま病院』を、今後ともよろしくお願いいたします。
クリニックかしまは、平成30年4月1日よりかしま病院と統合してかしま病院外来として一本化することとなりました。
・ 外来診療や診察場所等については、従来通り変更はございません。
・ 診察券はクリニックかしまのものを引き続きご使用いただけますので ご安心ください。
・ 診療所から病院に変わることで、料金が変わる診療内容もございます。
予めご了承いただきますようお願い申し上げます。
これからも地域のための医療機関として、より充実した医療を皆さまに提供できるよう取り組んでまいります。リニューアルした『かしま病院』を、今後ともよろしくお願いいたします。
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