2012年11月11日日曜日

ラーメンの名店に学ぶ患者中心の医療面接

客がラーメンを味わうことに集中できるように、店内に仕掛けがしてあることで有名なラーメン店に念願かなって初参戦することが出来た。
全力で食べることだけに専念できるように、座席に座ると眼前にラーメン以外のものが見えないようにしてあるだけでなく、注文前にアンケート形式で、麺の硬さ、スープの濃さなどの詳細を選択記入できる。
本当は細かい好みがあるくせに、普段、店員の方に面と向かうと緊張して「全てお任せでお願いします」なんて言いたい気持ちになる自分としては、大変ありがたいシステムで、自分好みに仕上げてもらった一品を夢中で食べた。
そして、気づいたら器の底が見えていた。


ヤバイ、、、

たしか、前日の最後の食事もラーメンだったのに、まさに内臓直撃!

日常診療でも、本当は医師に伝えたい細かい事情があっても「先生にお任せします」と遠慮してしまう患者さんは多いはず。
そのことを肝に銘じ、日々よりきめ細やかな患者中心の医療面接を心がけることで、患者さんの要望を充分に引き出し、提供する医療のすべてを一滴残さず受けていただけるような、そんな医療人になりたい。

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