医師の記者会見といえば・・・
フラッシュの嵐の中、(お子様の)失神注意のテロップが流れ、偉い人たちが深々と頭を下げて
「申し訳ございませんでした~!!!」 というのが定番か?
しかし 幸い今回は、案外平和なシチュエーションで、単なる珍獣(俺)公開会見って感じの様相・・・
なんのことはない!
目的は、小生が当日総合司会を仰せつかっている いわき市医師会主催の第43回 市民公開講座の宣伝なり。
今回のテーマは「生活習慣と転倒骨折」
先日のいわきでの家庭医療レジデント・フォーラムで、転倒・骨折の予防法って何がいいんだろう?
などというクリニカル・クエスチョンが浮上し、若干熱く議論した状況下なので、かなりタイムリーな企画。
転倒・骨折は、それまで健康だったはずのひとが、急に寝たきりになってしまうかもしれないという脅威をはらんでいる。
転びにくいようにバリアフリーにするなどの環境整備
転倒防止の見守りを強化し、体力の維持向上を目指す介護・福祉の充実
骨粗鬆症の治療や、鎮静作用のある薬剤の減量・中止など医療の質の改善・・・
医療・福祉・行政などの多組織共働がなければ成り立たない複雑で近道のない問題。
この難しい問題の打開策として、栄養管理をベースにした体力・身体機能の向上を目指すことが挙げられる。
では、市民一人ひとりがどういった日常生活をおくれば、体力・身体機能の向上を実現し、転倒・骨折のリスクを低減できるのか?
こういった情報を市民の皆さんと共有し、議論できる場にしようと考えている。
いわき市医師会 第43回 市民公開講座
2014年11月29日(土)14時~
いわき市総合保健福祉センター 多目的ホール
「生活習慣と転倒骨折」
参加無料で事前登録も要らないのでお気軽に足を運んでいただきたい。
2014年11月24日 福島民報
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