今回のスペシャルゲスト講師は、大船中央病院の須藤博先生。
初日のメインは「SpPinな身体所見」ということで、確定診断に有用な身体所見について、指先から頭頸部に始まり足先まで全身に至る身体所見を、実際の病歴と照らし合わせながら、丁寧に解説していただいている。
あらためて学んだ大切なことは、日常病ほど非典型例が多いし、実際の臨床はとても難しく奥が深いということ。
そして、考えられる疾患を広く想起できることは最も重要である。緊急度や重要度が高い疾患はもちろんのこと、実は頻度が高いのにも関わらず、あまり知られていない疾患は案外多い。それらを常に想起できれば、多くの患者さんに多くの恩恵をもたらすことができる。
自分が経験の無いような症状を訴える患者さんに出会ったときこそ「自分が知らない疾患ではないか?」と疑いながら、より慎重に自分の経験を記録し、検証・検討し、解決していきたい。
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