地域医療研修の初期臨床研修医や、地域医療実習のためのホームステイ医学生らが、いわき市に短期滞在している。
時に純粋な都会育ちの方もおいでで、病棟や診察時でのネイティブないわき弁に翻弄されている様子。
いわきビギナーな彼(彼女)らに、いわきと鹿島らへんの基本を伝授しておきたい。
<方言>
いわき弁の特徴として、語尾に「げ」「だっぺ」をつけることが多い。
例えば「行くか」は「いぐげー」、「そうかい」は「そうげー」、「そうだよね」は「んだっぺ」、「頑張りましょう」は「がんばっぺ」という具合。
<冷やし中華>
いわきで冷し中華を注文すると、必ずマヨネーズがついてくる。
冷やし中華のたれと混ぜると絶妙な相性なのだが、いわき市民しかやってないらしい。
<コミュニティーFM>
76.2MHz、このFMは福島県内のコミュニティーFMの周波数であり、いわき市ではSEA WAVE FMいわきを聴くことができる。
地元のきめ細やかな情報をゲットできるので、いわきを知る近道に。
<鹿島地区>
われらが“かしま病院”のある鹿島地区。
開院当初の30年前は、平と小名浜を結ぶ県道26号(通称
鹿島街道)と田んぼしかない長閑なところであった。
走熊なんて地名もあるくらいだが、今では鹿島ショッピングセンター「エブリア」をはじめ、大型店舗が集中する市内屈指の商業地となった。
<東北の湘南?日本のハワイ>
いわきで雪は珍しい。年間の降雪量は東京より少なく名古屋なみ。
だからいわき市民は雪にめっぽう弱い。
スタッドレスタイヤをはかないで冬を過ごす人も多く、雪道での運転に慣れていないため、いざ1㎝でも積雪しようものなら、あちこちで車が路肩につっぱいっている(突き入っている)。
主要道路の街路樹に亜熱帯地方に生えている「シュロ」が植えられ、日本のハワイ。スパリゾートハワイアンズを擁する南国ムードを醸し出している。
<メキシコなのにカニピラフ>
いわき市民でレストラン「メヒコ」を知らない人はいない。
誕生祝の会場として定番!
名前はメキシコ、マスコットキャラクターもメキシコ人なのに、メニューにタコスなどのメキシコ料理はなく、カニピラフが名物で、生き物を見物しながらピラフを食べるコンセプト。バブリーな時代は、鹿島街道沿いに水族館・フラミンゴ館・モンキー館の三種揃い踏みであったが、経営難や震災を経て、今ではフラミンゴ館を残すのみに。
地元のじいちゃん・ばあちゃんは今でも改名前の「常磐ハワイアンセンター」と呼ぶ。
言わずと知れた映画「フラ・ガール」の舞台。
そろそろ疲れたのでまたの機会に続く・・・
0 件のコメント:
コメントを投稿