勤めている病院が、数年後に予定している新病院への建て直しの際に、免震と訪問診療機能の充実を兼ねて、病院本体を巨大台車に建てつける形で運用する方針を発表した。
実現すれば、救急隊が出動しなくとも、病院自体が急病発生現場に赴き、専門医不在時には、その足で病院自体が専門医の自宅まで迎えにいくことも可能になり、移動しながらにしてすみやかに入院治療を開始することができるようになる。また、あらゆる種類の災害時に対応し、臨機応変に安全な場所への移動も可能になる。
課題としては、巨大台車の移動に対応できるだけの道幅を備えた道路が、いわき市内には存在しないため、大規模な道路拡張事業とリンクして行う必要があり、莫大な予算の公共事業を要する点と、現在いわき市内にはこれだけ巨大な台車を押してくれる巨人が居住していないという点が指摘されている。
現在、病院では、台車を押すことができる力自慢の勇者を大募集している。
できれば、3交代体制で24時間稼働するために、最低でも巨人3名は確保したいとのことだ。
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