2014年8月24日日曜日

一堂に会するということ 〜第94回 FaMReF@福島県立医科大学〜

第94回 FaMReF@福島県立医科大学

家庭医療レジデントフォーラム Family Medicine Resident Forum : FaMReF
月齢の家庭医療後期研修医の振り返りと学びの機会
日々の診療の中で、自身に無力感や未熟感を覚えることも まだまだ多いレジデント
そういった不全感などを実際に言語として表出して初めて気付くことも多い

先ず、自身の診療体験を他者と共有するために言語化すること自体が自身を客観視することになる
そして、その客観化された情報を受け取った他者の、その事象の受け止め方や受ける印象は、個々により異なり まさに千差万別
9年目をむかえた当講座
指導医層もそれなりに厚くなり、豊富な経験や知識を動員した様々なアドバイスや斬新なアイディアが飛び出す
また、幸いなことに、最近では他職種や他分野からのフォーラム参加者も増え、私たちの医師として凝り固まった発想を、別角度から解きほぐしてくださる

他者から多くの意見やアドバイスをもらえると、案外出来ている自分や、改善できる要素に気付き、明日への自信や活力へとつながるようだ

こうして学習者本人だけでは気付き得なかった多くの視点をもたらし、より視野を広げた診療へと発展させることができるのが、普段県内各地に分散して活動している私たちが月に1度 遠方からわざわざ一堂に会して学ぶ狙いであり醍醐味でもある

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