2014年2月9日日曜日

集中治療における患者の見方 第18回 FACE (Fukushima Advanced Course by Experts) ⑤

日立総合病院 救命救急センターの中村謙介先生による、集中治療における患者の見方のお話

心肺はもちろん、脳や消化管・筋にいたるまで、すべての臓器・組織をバランスよく包括的に管理する必要がある集中治療の現場では、治療方針決定には、常に刻々と変わる状況に対して非常に複雑で高度な意思決定能力が求められる。

これらをなんとなく、方法論として言語化やマニュアル化しにくい職人技としてこなしていくというだけでなく、各臓器の状態の評価と対策、problem sheet を用いた管理法などを紹介していただいた。


私たち家庭医も、非常に複雑で高度な意思決定能力が求められるし、方法論として言語化やマニュアル化しにくい職人技としてこなしていく事が求められるという意味では、共通する部分があるなぁ~と思ったりした。患者中心の医療の方法などの既存のものを正しく深く理解しつつ、より利用しやすいツールの開発を試みたりすることが、診療能力や・専門性の標準化のためにもっともっと必要だと思う。

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