2012年9月27日木曜日

ハワイの家庭医療に学ぶ日本の家庭医療の方向性

2012年9月26日。ハワイ大学医学部家庭医療科レジデントの伊藤真次先生をお招きしての懇親夕食会。
伊藤先生から、ハワイの医療の現状を問題点も含めて教えていただいた。

何より、伊藤先生が「日本の家庭医療の発展のために貢献したい」という熱い志をもっている僕らの仲間であることを実感できたことが嬉しかった。

アメリカでは、国民皆保険でないことによる弊害が大きい。
当然、無保険者の定期受診率は低く、急患としての受診率が高くなる。
一方、国民皆保険制度のある日本では、医師不足と言われつつも、医者は比較的身近な存在だったりする。
僕らプライマリ・ケアを担う医者達が もっともっと医療の利用者にとって身近な存在になれるように努め、医療の利用者は もっともっと上手に僕らを活用して、ちゃんと機能するように仕向けていけば、うまくいかないはずはない。

日本は未だ家庭医療の後進国ではあるけれども、日本の良いところを活かしながら、一つひとつ障壁をクリアしていけば、必ずや世界に誇れる日本流の優れたヘルスケアシステムを構築できるような、そんな希望や勇気・予感がもてるような素敵な時間になった。
なぁ~んて、堅苦しい話は抜きにして、本当は、美味い酒と肴があれば頑張れる自分である。
で、うちら 結局最後はこうなっちゃうわけで・・・
なんだこの一体感は?

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