いわきにも徐々にですが救いの手が届きつつあり、ここが踏ん張りどころだと思っています。
山積みになったエビアンを見て「まだまだやれる」という希望をいただきました。
力を送って下さるすべてのみなさんに心から感謝しています。
かしま病院 病院長 石井 敦が、大好きなふるさと“いわき”から、家庭医療・総合診療の実践と教育・普及活動の新しい形を発信します。 医療と地域をつなぐ「いとちプロジェクト」 「医療を街に置く」ということはどういうことなのか? 何気ない日常を通して探求していきます。
2011年3月20日日曜日
2011年3月17日木曜日
「うばい合えば足らぬ、分け合えばあまる」
うばい合えば足らぬ、分け合えばあまる
うばい合えば憎しみ、分け合えば安らぎ
みつを
病棟にさりげなく掲げてありました。
こんなスタッフらと仕事が出来るのは、この上ない幸せです。
深刻な物資供給の寸断状態。
先の見えない不安の中、助け合って危機を乗り切ろうとしています。
彼らの努力を無にしないためにも、いわきにもご支援おねがいします。
放射線レベルは物資輸送が出来ないものではありません。
そもそも住めるレベルですから・・・
これまでも、これからも
この危機を乗り越えて、貧しくても不便でもいいから、
幸せな国「日本」を創りなおしたい。
世界中の人々が、わけ合って安らげるように・・・
うばい合えば憎しみ、分け合えば安らぎ
みつを
病棟にさりげなく掲げてありました。
こんなスタッフらと仕事が出来るのは、この上ない幸せです。
深刻な物資供給の寸断状態。
先の見えない不安の中、助け合って危機を乗り切ろうとしています。
彼らの努力を無にしないためにも、いわきにもご支援おねがいします。
放射線レベルは物資輸送が出来ないものではありません。
そもそも住めるレベルですから・・・
これまでも、これからも
この危機を乗り越えて、貧しくても不便でもいいから、
幸せな国「日本」を創りなおしたい。
世界中の人々が、わけ合って安らげるように・・・
2011年3月16日水曜日
寂しいけれど・・・
原子力発電所のトラブルの状況を恐れて、みんないわきから去っていきます。
街には車もほとんど走っておらず、まさにゴーストタウンです。
被災地が広域に及びすぎて待てど暮らせど支援物資は届きません。
燃料も移動手段がなく、ここから動くことも出来ません。
この状況が続く限り、いずれ限界が来るでしょう・・・
しかし、こんな絶望的な状況でも、自宅の屋根の上では地道に太陽光発電をしています。
東北電力の供給に少しでも役立っていることを祈ります。
また、計画停電という形で間接的に被災地への支援をいただいている皆様に感謝します。
水が欲しい!
街には車もほとんど走っておらず、まさにゴーストタウンです。
被災地が広域に及びすぎて待てど暮らせど支援物資は届きません。
燃料も移動手段がなく、ここから動くことも出来ません。
この状況が続く限り、いずれ限界が来るでしょう・・・
しかし、こんな絶望的な状況でも、自宅の屋根の上では地道に太陽光発電をしています。
東北電力の供給に少しでも役立っていることを祈ります。
また、計画停電という形で間接的に被災地への支援をいただいている皆様に感謝します。
水が欲しい!
2011年3月14日月曜日
人は独りでは生きていけない
支えあって生きていきたい。
支えがあれば頑張れる。
今日はせつに思いました。
辛い時も、苦しい時も、それを気遣って支えてくれる人がいる・・・
西日本で、献血ルームが長蛇の列になっているという報道を見て、涙が止まりませんでした。
当分頑張れそうです。
支えがあれば頑張れる。
今日はせつに思いました。
辛い時も、苦しい時も、それを気遣って支えてくれる人がいる・・・
西日本で、献血ルームが長蛇の列になっているという報道を見て、涙が止まりませんでした。
当分頑張れそうです。
2011年3月12日土曜日
いわきでは
大変なことが起きています。
津波の被害を受けた方、避難所で具合が悪くなった方々が次々に搬送されてきます。
原発がどうなるか心配です。
冷静に自分たちにできることを見つけていきたいと思います。
今、一番必要なのは水です。
津波の被害を受けた方、避難所で具合が悪くなった方々が次々に搬送されてきます。
原発がどうなるか心配です。
冷静に自分たちにできることを見つけていきたいと思います。
今、一番必要なのは水です。
2011年3月8日火曜日
いわき地域・家庭医療センター
平成23年度4月にオープンする「いわき地域・家庭医療センター」について取材を受けました。
この内容は、社団医療法人養生会の月刊新聞「かしまホットホット通信」3月号の巻頭特集で取り上げていただきました。
↓
「かしまホットホット通信」3月号
1ページ目
http://www.kashima.jp/hothot/hothot2011.image/2303p1.pdf
2ページ目
http://www.kashima.jp/hothot/hothot2011.image/2303p2.pdf
「いわき地域・家庭医療センター」オープンにあたって
この内容は、社団医療法人養生会の月刊新聞「かしまホットホット通信」3月号の巻頭特集で取り上げていただきました。
↓
「かしまホットホット通信」3月号
1ページ目
http://www.kashima.jp/hothot/hothot2011.image/2303p1.pdf
2ページ目
http://www.kashima.jp/hothot/hothot2011.image/2303p2.pdf
「いわき地域・家庭医療センター」オープンにあたって
今回は、今年4月に「クリニックかしま」内にオープンする「いわき地域・家庭医療センター」について、福島県立医科大学 医学部 地域・家庭医療学講座(以下 当講座)の教官として、いわき地区をはじめ県内各地の家庭医療学専門医コース研修協力医療機関に赴いて研修医の指導を行っているasshi先生に伺いました。
「地域・家庭医療センター」とは、どのようなものなのでしょうか?
asshi:当講座が管理・運営する「家庭医」の診療・教育・研究の拠点の総称です。2008年度からすでに稼働している北福島の他、いわき・三春・喜多方・相双地区など県内各地でオープン準備をしています。
「家庭医」とは、どんなお医者さんですか?
asshi:古き良き時代、日本の地域医療を支えていた“まち医者”を思い浮かべてみてください。地域住民と継続的な人間関係を築き、患者一人一人の個性や家族の状況、さらには地域環境も把握し、幼児でも高齢者でも、また、どのような健康問題でも“専門外”などと言わずにとにかく診てくれる。呼ばれれば往診もし、必要なら夜中に診察することもある。丁度、N先生(現養生会名誉理事長)みたいなお医者さんですね。そんな“まち医者”が家庭医の原型です。それに加え、最新の医学情報に基づいた医療を提供できる“まち医者”の進化型が家庭医です。しかし、今時このようなお医者さんはあまり見かけませんよね?
はい、確かに。最近、なんでも相談できる先生は少なくなった気がしますが…一体、それは何故なのでしょう?
asshi:医学の進歩により、医療の専門分野は急速に細分化し、患者さん側にも専門医による治療を求める傾向が強まりました。医学教育も縦割りの専門研修が中心となり、その結果、家庭医が育ちにくい研修環境になってきたのです。しかし、医師不足、患者たらい回し、コンビニ受診、医療経済破綻などが社会問題となり、医療崩壊が進む現在の日本では、地域に発生するあらゆる健康問題に適切かつ効率良く対応し、地域住民と強固なパートナーシップを築き、地域全体の健康増進に継続的に責任をもつ家庭医は、地域医療の救世主として、その価値が急速に見直されるようになりました。実は、医師不足・偏在が特に問題となっている福島県では、地域医療再生のために、既に県ぐるみで家庭医育成に取り組んでいます。このような背景から全国の医科大学に先駆けて2006年に産声をあげたのが、当講座です。現在、家庭医を志す研修医たちが全国各地から集まり、いわき地区を含む県内全域で、現代版“まち医者”になれるよう日々研修を行っています。
家庭医の養成が、クリニックかしま・かしま病院(以下“かしま”)でも行われているのですね?
asshi:はい。家庭医療学専門医コース研修協力病院として、2008年度から家庭医を志す研修医を受け入れていただいています。その他、県内各地でも順調に研修が進み、若い家庭医たちが次々に育っています。お陰さまで、“かしま”を含む県内各地の家庭医療研修施設を舞台に地域・家庭医療センターを随時オープンできる運びとなりました。
ところで、どうして“かしま”なのでしょう?臨床研修はもっと大きな病院でやるイメージですが…
asshi:はい、確かに初期研修や専門医研修の多くは、大学病院かそれに準じる基幹病院、いわきでは磐城共立病院のような大病院で行われます。大病院には稀な疾患であったり、重症であったりと、より専門的治療を要する患者さんが集まるので、専門的な治療技術のトレーニングには適しています。しかし、日常よく遭遇するあらゆる健康問題に対応できる家庭医になるためには、疾患領域を問わず頻度の高い疾患を数多く経験することが必要です。例えば、水泳を覚えたくてゴルフ場に行く人はいないですよね。
はい。
asshi:そう、実際に泳げる場所じゃないと水泳を習得するのは難しい。それと同じで、これまでの日本には家庭医になるための適切な研修の場がなかったのです。家庭医になるための能力を磨くには、大病院内での専門技術研修ではなく、日常よく遭遇する問題に常に触れられる環境が必要なのです。
そこで、いわきでは“かしま”が良いのですね?
asshi:まさにその通りです。“かしま”は大病院とは異なり、受診する患者さんの多くは日常よく遭遇する問題を抱えてきます。これは、家庭医が将来能力を発揮すべきフィールドにより近いために、家庭医療の研修に適しています。
実は“かしま”が良い理由は他にもあります。
それは何でしょうか?
asshi:元来、かしま病院は1983年「地域医療の中核となる医療機関を」との声から地域開業医10数名が結束して立ち上げたと聞いています。法人理念の「地域医療と全人的医療の実践」を目指し、地域のための医療機関として予防・診断・治療・リハビリ・在宅医療・福祉の質の向上に職員一丸となって努力していると思います。“かしま”は、患者さんだけでなく、その家族、彼らを取り巻く地域全体を包括してケアする能力が求められる家庭医の研修にとって最適な環境なのです。
この狭い日本で本当に家庭医は必要なのでしょうか?これまで通り適宜各科専門医を受診すれば良いように思いますが…
asshi:確かに、日本の医療の良い点として、比較的自由に専門的な医療が受けられるということが挙げられますが、裏を返せば、医療を利用する患者さんが何科にかかるべきか自分で判断しなければいけないという短所にもなります。例えば「胸が痛い」という症状で直接循環器科を受診する患者さんがおられますが、胸痛の原因として頻度が高いのは、消化器科領域の逆流性食道炎、呼吸器科領域の肺胸膜炎や自然気胸、整形外科領域の肋骨骨折や筋肉痛、皮膚科領域の帯状疱疹、その他、肋間神経痛、精神科領域の鬱病やパニック発作、不安神経症などです。実は循環器疾患が原因であることは意外に少ないのです。医学に関する知識のない患者さんに、どの科にかかればいいかを判断をしてもらうのは、決して容易なことではないと私は思います。
確かに、どこの科にかかったら良いか分からない時がありますよね。
asshi:受診する科を患者さんが選択しなければいけない場合に、困ることは他にもあります。発生した健康問題が1つだけならまだ良いのですが、高齢化の進んだ現代では、複数の健康問題を同時に抱える患者さんが増えています。これら全てに責任を持って同時に1人で管理してくれる家庭医がいたらいいと思いませんか?
確かに、足腰が弱った高齢者が、沢山の医療機関を掛け持ちで受診するのは大変ですよね。送迎も必要ですし、薬も飲みきれないほど増えますし…身近に何でも相談できる先生がいたら安心です。これから“かしま”で家庭医が育っていくのが楽しみですね。
「地域・家庭医療センター」オープン後、具体的に変わる点は?
asshi:外来患者さんの多くを家庭医が担当することになりますが、利用される方にとって極端な変更点はありません。安心してこれまで通り受診してください。何科にかかれば良いか分からない場合は、迷わず家庭医を受診してください。その際は「こんなこと医者に聞いてもいいのかな?」などと遠慮せず、どんな悩みでもお話しください。きっと親身になって相談にのってくれるはずです。そして彼らの成長を暖かい目で見守っていただければ幸いです。
2011年2月7日月曜日
FaMReF in 相馬
2月5日(土)に当講座月例のFaMReFが相馬で開催されました。
FaMReFとは、Family Medicine Resident Forumの略称で、毎月1回、定期開催しています。
地域・家庭医療学講座の後期研修医による「家庭医を特徴づける能力」に基づいたプレゼンテーション、招聘講師及び地域・家庭医療学講座スタッフによる家庭医療に不可欠な知識のレクチャーなどを通し、家庭医療についての理解を深めるだけでなく、家庭医として患者さん・地域に提供できるケアの可能性を広げていくことを目的としています。
また、葛西教授による「Cinemeducation」という、映画の一場面を使って、登場人物の感情や人間関係などについてディスカッションする、とても好評なセッションもあります。
この時期の相馬といえば「カニ」ですが、はやる気持ちをグッとこらえて先ずは「公立相馬総合病院」で勉強!勉強! 最初は「目で見るふりかえり」と題して、高澤 奈緒美 助手のプレゼンでした。
英国家庭医学会で用いられている日常診療のスキルの形成的評価法の1つであるConsultation Observation Tool (COT)を示しながら、保原中央クリニック家庭医療科におけるビデオレビューシステムを活用した振り返りの取り組みが紹介されました。
今後の当講座における診療スキルの評価法確立にむけてきわめて重要なディスカッションになったと思います。
続いて葛西教授によるCinemeducationは、「ビューティフル・マインド」(2001)が題材でした。いつもよりも時間が取れたので久々に充分なディスカッションができました。心身疾患をかかえる患者への深い愛情を取り扱った映画のシーンを通した議論から、患者さんとの関わり方について学ぶことができました。「論文書こうね~」という教授からの影のメッセージもあったらしいのですが…(汗) まったく気付きませんでした!
最後に、地域・家庭医療学講座 2011年度プロジェクト会議が行われました。喜多方および双葉地区の地域・家庭医療センター立ち上げ準備進捗状況の報告と、地域・家庭医療学講座の2011年度における各プロジェクトリーダーの選出をおこないました。また、当講座が県内各地で管理・運営していく地域・家庭医療センター共通のシンボルとしてロゴマークを募集することになりました。
さて、会場を割烹「松風」さんに移し、お待ちかねのFaMReF in 相馬の第二部 通称「蟹ReF!」の開幕です。
4年連続で参戦できる幸せに恵まれたことに感謝しつつ、これ以上自分だけで楽しむと、天誅がくだりそうだったので、今回は家族連れで参戦させていただきました。2歳児をはじめうちの怪獣どもに付き合ってくださいました皆様に感謝です。しかしまあ、いつも思うことですがここのズワイガニはスゴスギル! 至福の時はあっという間に過ぎて行きました。
また一年、辛い時は相馬のカニを思い出したいと思います。
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