2015年6月20日土曜日

土曜の午後はさわやかな快晴! しかしながら・・・ ~第31回 養生会 院内研修発表会~


研修委員長を拝命して3度目の院内研究発表会。
研修委員会最大のイベントである。
さわやか快晴の土曜の昼下がり。
どう考えても海や野山に繰り出すほうが健全な気がするが、80席ある会場は一時立ち見が出るほどの活気!
熱心な職員の皆さんに感心する次第である。

 
超高齢社会を前に、医師・看護師・介護士それぞれの立場から、院外(介護施設・在宅)看取りにまつわる発表があった。
患者・家族の望みに沿ったケアを実現したい、患者・家族ともっともっと関わりたい反面、明らかな人手不足は、それを困難にしている。
発表の中でそんなジレンマが吐露されたりもした。
それでも私たちを支えているものは何か?
それは必要とされる喜びと使命感・やりがいのように思う。
結局わたしたちは“やりたくてやっている”のである。
たとえいま、理想のケアができていなくても、理想を諦めたらそこで試合終了!
理想を追求し続ける限り、不可能が可能になる日は必ず来る。
多職種総動員はもちろんのこと、地域全体を巻き込み、地域に組み込まれていくことが、当院の役割であるという自覚を新たにした爽やかな土曜日の午後のひと時であった。

 

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