北は北海道から南は九州まで、全国から家庭医療に興味のある皆さんが遠方からも集まってくださいました。
かく言う我々いわきチームも会場となった福島市までの時間的距離は東京を超える。
のどかな風景を楽しみながら野を越え山越え、同一県内でありながら約120km2時間の旅。
不安定な気圧配置の中ながら、安達太良山が顔を見せてくれた。
「ようこそ家庭医療へ!」
福島県立医科大学 医学部 地域・家庭医療学講座 葛西龍樹主任教授
聴き慣れた教授のプレゼン内容もどんどん進化して、日本における家庭医療の役割や認識も急激に変化している。
そんな時代の流れと、未来への希望を感じられる、そして仲間とともに頑張っていきたいという想いを新たにする機会となった。
「Multiple Home Visitの視点を身につけよう」
保原中央クリニック 家庭医療科 望月亮先生
継続的に診るってどういう感じだろう?
当然分かりそうで案外言語化しにくい…
殊に、在宅医療という医療機関から離れた在宅というアウェーの地で、沢山の問題を抱えた患者さん・ご家族に対して、私たちはどのように戦略を錬って継続的なケアを提供していけばよいのか?
家庭医療専門医にして日本在宅医学会認定専門医である講師による実践から生まれた継続性の科学!
まるでいくつかのプラモデルを組み立てていくように、焦らずに一つひとつ、工程の順番を間違えることなく、先ずはラポールの形成など
訪問1回ごとの目的を明確にして、回を重ねるごとに徐々に本質に迫っていく…
患者さんが求めていることに応じる接客スキルと、患者さんが必要性に気づいていないような健康問題に対しても切り込んでいく営業スキルの両方を求められる家庭医の役割を明快に解説してくれた。
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