2013年12月14日土曜日

家族志向ケア ~第89回 FaMReF@保原&2013講座忘年会~


家族志向ケア ~第89 FaMReF@保原&講座忘年会~
相変わらずいわきの天気は爽やか。
しかし、今日は北福島での講座定例の勉強会&忘年会。
午後の中通りは雪の予報。
向かう道の途中、阿武隈高原では少し吹雪いていた。
県内大移動するたびに、福島県内各地の風土の違いを痛感する。

今回のテーマは「家族志向ケア」
家族カンファレンス自体が成立しないような難しい状況で、家庭医はどうかかわっていけるのか?
レジデントの診療経験の振り返りをもとに、家族志向ケアについて深く議論した。
高齢者総合評価の上、患者さんの家族・背景を深く理解し、患者さんや家族のニーズを認識し、埋もれている家族の機能を開拓し、家族をもケアの対象に加え、あらゆる医療・福祉資源を活用していかなければ、生活が成り立たないような状況下におかれているケースが、最近の自身の診療上も多いように感じている。
問題点を整理して、その解決方法を見出すべく知恵をしぼり行動していくことは、僕らにとって大変やりがいのあるエキサイティングな仕事である。
普段、県内各地に散らばって仕事をしている講座員が、定期的に一堂に会してアイディアを出し合うことは、新たな発想のひらめきと発展のきっかけつくりに有用である。




本日のメインレクチャーの講師は望月亮先生。
ファミリーライフサイクルに則った家族の絆の体感コーナーを通して、要員と相互作用を持った家族システムについて楽しく学んだ!
みんながそれぞれ好き勝手に動くと絆が切れてしまう。
しかし、絆の歴史を考慮して、家族システムの再構築が出来れば、あらゆる場面での家族志向ケアに役立ちそうだ!



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