2011年10月14日金曜日

家庭医療セミナー in いわき 「実践家庭医塾」

震災後、一時中断となっていた 家庭医療セミナー in いわき 「実践家庭医塾」 が、本日再開となった。
実践家庭医塾とは、グローバル・スタンダードの家庭医療が実践できる能力を獲得し、その能力を維持するための教育を提供することを目的として、地域で家庭医療を実践することを望む医師(特に既に実地診療に従事している開業医)や、家庭医療に興味がある関係者を対象に、福島県立医科大学 医学部 地域・家庭医療学講座が提供しているセミナーである。
現在、財団法人仁泉会医学研究所 保原中央クリニック(伊達市)と社団医療法人養生会 かしま病院(いわき市)にご協力をいただき、それぞれを会場に「家庭医療セミナー」を定期開催している。

<ご参加お問い合わせ・お申し込み先>
今回は、東日本大震災から学んだことを中心に、多くの避難者を含む変動するコミュニティーを、家庭医としてどのようにケアしていくかを考える機会となった。
参加者が共通して発言していたのは、地域を守るネットワークの強化が必須であるということ。

仮設住宅の集会所にお邪魔するようになって、プライバシーの保護が、コミュニティー全体の状況を把握することを困難にしていると感じる。
仮設住宅に限らず、既存のコミュニティーにおいても同じようなことが起きているように思う。
炭鉱長屋のようにとまではいかなくとも、もう少し顔の見える関係と地域情報のデータベース化が必要なのではないか?

次回の家庭医療セミナー in いわき 「実践家庭医塾」開催日は
平成24年1月27日(金)19時~ 社団医療法人養生会 かしま病院 コミュニティーホール
お申し込み先:かしま病院「地域医療連携室」 
Email:k-izawa@kashima.jp TEL:0246-76-0350 FAX:0246-76-0352

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