今日は彼岸の中日。
春分の日と秋分の日を中心とする彼岸の時期は、
この世(此岸)とあの世(彼岸)が最も近づく時期とされています。
ご先祖様や大切な人に想いを馳せるこの日に、
私たちは日々の診療の中で出会った「いのち」と、そのつながりを思い返します。
お看取りの場面では、
その人が歩んできた時間と、
ご家族との関係が、静かに浮かび上がってきます。
別れの瞬間であっても、
そこには確かに続いていく“つながり”があります。
医療は、命を延ばすことだけではなく、
その人らしい最期と、その後も続くご家族の時間を支える営みでもあります。
彼岸の中日――
見えないけれど確かにある「つながり」に、思いを寄せながら。
私たちはこれからも、
一人ひとりの人生と、その先に続く物語に向き合う医療を大切にしていきます。

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