2016年12月18日日曜日

The 忘年会

忘年会…
1年の感謝の気持ちを互いに直接伝え合いながら、手抜きなく全力で馬鹿騒ぎをして、嫌な出来事もすべてを笑い飛ばしながら忘れてしまえる機会は、当法人にとっては何ものにも代えがたい最重要イベントに位置付けられている。
私の記憶が正しければ、2002年から現法人に所属して以来、14年連続で法人の忘年会には欠かさず参加させてもらってきた。
しかしながら、それは決して当たり前のことではなくて、病院に必ず要るお留守番部隊、つまり当直・夜勤スタッフの存在があってのこと…
で、遂に今年は自分に当直の順番が回って来たのである。
だよね。
これまで毎年忘年会に参加させていただいていた感謝の気持ちで粛々とお勤めしよう。
とはいえ、やはり何らかの形で忘年会に参加したい!
というわけで、各部署で忘年会の余興の稽古に励んでいるのを尻目に、私も独自に動画の前撮りをした次第である。




2016年12月15日、忘年会の当日。
事件です!

 当直医の代わりが見つかるのと同時に余興の代役のオファーが舞い込むという、状況を理解するのに戸惑うような、通常あり得ないことが起きたのである。

参加できるはずのイベントに突然参加出来なくなったのではなく、参加できないはずのイベントに突然参加出来るようになったのである。
しかも、全く準備していない役回り付きで…

もはや何が何だか分からないけれど、代わりに当直をしていただけることへの猛烈な謝意とともに、たとえ全然準備できていなくても全力のアドリブで余興の代役を務める覚悟を決めた。

お陰様で、本年度の職員の会の会長の大役を務める藤原学先生の雄姿を見届けることができ、何とか余興も乗り切ることが出来た。
ただただ、それぞれの発表を観て、審査結果に悔し涙すら流す職員もいる状況を見れば、各部署でどれだけ必死に余興の準備をしてきたのかは痛いほど理解できたし、そんな中に事前準備無しで混ざる後ろめたさと申し訳なさを感じもした。

来年こそ、忘年会の夜に当直医として過ごすのか? 忘年会の参加者として過ごすのかは分からないけれど、いずれにしても、手抜きなしで真剣勝負に挑むことだろう。



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