2015年4月6日月曜日

家庭医臨床道場 ~第102回FaMReF~

日々、家庭医療の実践に励んできた研修修了生たち。
普段通りにできれば専門医試験は大丈夫と思いつつも、やはり試験は緊張するし、実際の診療とは勝手が違うので、いつも通りというわけにはいかないだろう。
それなら、試験でいつも通りの能力が発揮できるように練習をしておこう!
というわけで、専門医試験を擬似体験しちゃおうという企画。
例年、家庭医療専門医試験が近くなる時期に恒例となった実技の模擬試験。
家庭医療専門医試験受験経験者らの「大体こんな感じだった」という体験談をもとに実際の試験を再現。
やはり、やってみると気付く、抜けやすい部分や、試験を乗り切るコツなどが見えてくるのだが、例年この企画は単なる試験対策にとどまらず、受験者にも、評価者にも、模擬患者役にも、オブザーバーにも、そして思考を凝らして試験問題(シナリオ)を作成した出題者にも、それぞれいつもとは別の視点や角度から家庭医療を見つめなおすことができるので、試験対策以上の学びが得られるようだ。
受験者が持てる力を発揮できることを祈念して今年も企画は無事終了した。

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