2011年6月12日日曜日

震災から3ヶ月・・・福島で創る家庭医療 (第62回FaMReF)


震災から調度3ヶ月の6月11日。
先月は東京にお邪魔してややよそゆきのFaMReFでしたが、今月はまたフランチャイズの福島医大に戻ってのFaMReF開催!
なぜか激レアのぼりをリレーしながらの近況報告でスタート!
写真は一番のぼりが似合っていたK先生。
(掲載の許可は得てませんが…)

Reflection of the month
「いまさら聞けない行動変容」
(後期研修医4年目 五十嵐博)
禁煙指導に苦慮した症例をもとに、行動変容のアプローチにおける家庭医の役割について議論した。
行動変容の難しさを認めた上で、新しい可能性を見出していきたい。
曖昧さに耐えつつ、諦めも悪いという家庭医の特徴が活きる分野なのだと思う。

② 「喜多方市 地域・家庭医療センター」開所報告
(高柳宏史センター長)
診療のみでなく、事務手続きを含む開院に必要な準備・諸届について学んだ。
不眠不休で新しいお城を築いている奮闘ぶりに励まされた。

③「各サイト研修状況報告」
当講座の各研修施設のスタッフから、各サイトの診療・教育・研究内容の報告がなされた。今後の研修計画や見学受け入れなどの情報として役に立てていく。
みんな同じ目標を持った仲間だけれども、やはり各サイト毎に特長がある。
例えば、2万人ほどの避難生活者を受け入れているいわき市でのケアに求められる能力もあるはずだ。

Cinemeducation「タイタニック(1997)(葛西龍樹教授)
対話を続けることの意義。どんな時も諦めないことの大切さについて議論した。

二次会(懇親夕食会)
FaMReFをより魅力的な学びの場に育てていくための作戦会議!
熱く厚く暑い議論を尽くした。

三次会
新人のW君の新たな可能性を発掘することができた。

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