2012年9月6日木曜日

僕らの振り返り ~英国の家庭医の方々と“天ぷら”とともに~

昨日は、私たち福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座の教員にとって、とても贅沢な一日であった。
先日の、日本プライマリ・ケア連合学会学術大会のメインシンポジウムで、「英国のプライマリ・ケア、その国民医療における役割」についてお話しいただいた、元・英国家庭医学会 会長Roger Neighbour先生と、「英国家庭医学会の新しい専門医教育・認定制度」について話してくれた英国家庭医療専門医澤憲明先生を福島市にお招きして、振り返りセッションが行われた。
写真の通り落ち着いた雰囲気の和室の会場で、日本で家庭医療の診療・教育・研究活動を進めている立場から、現状や問題点を私たちが腹を割って語ると(もちろん英語で!)、家庭医療の診療・教育・研究における大先輩である英国から訪れてくださった お2人はとても親身になってアドバイスをしてくださった。

つい最近、非常に厳しい研修を終えて英国の家庭医療専門医を取得した澤先生からの言葉は一つひとつ重いし、制度も何も無いところから家庭医療を実践し、英国における家庭医療の礎を築かれたRoger先生からの実体験に基づくアドバイスは、現在の私たちの状況とリンクし、深く心に刻まれるものだった。



揖斐の吉村学先生の名言、「学習は頭と手と胃で」のとおり、頭を使って考え、手を動かして技術を身につけたら・・・

ご褒美~

天ぷらの名店「ひら井」さんで、美味いもの三昧。
福島の銘酒片手に 車エビ、アナゴ、ハモ、ウニ、松茸、アイス(その他、数え切れないほど)の天ぷらに舌鼓を打ちながら、国ごとに異なる食材を、英語で説明することの難しさを感じつつ、結局・・・

「Yummy!」

連呼の誠におめでたい会となったのは言うまでもない。




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