お焚き上げは、神事的には火の神の力で天界へ還すという意味があり、仏事的には思いが込められたもの、魂が宿るとされているものに、これまでの礼を尽くし浄化によって天界へ還す意味があるようで、古い御札や松飾りなどが一斉に燃やされた。
天まで焦がすような高い炎、竹の破裂音に物凄い迫力があり、確かにすべてが天に昇って行きそうな勢いを感じた。
そして、火の圧倒的な力を前に、信教の種類・有無を問わず、自然への感謝と恐れの気持ちを忘れてはいけないと強く感じる時間でとなった。
竹が割ける爆音におののくオヤカタさん。
それにしても、防災的な見地から最近はなかなか行なわれなくなっているこのような神事を、地元の消防団動員で、身近に受けることができるのはとてもありがたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿