保原中央クリニックでの地域医療実習に来ている医学部5年生の学生さんに、地域の健康講座の講師をさせるというプログラムがある。
結構高いハードルな感じがするが、彼らは手分けしてワイワイ楽しそうに準備を進め、ちょいと緊張しながらも意外に活き活きと本番をこなす。
「君たちこんなキャラだったんだ~」 と、意外に芸達者な彼らのパフォーマンスに感心した。
うららかな午後、「きっとこの子たち、もともとこんな仕事がしたかったのね」 と勝手に想像しながら、彼らの活躍をあたたかく見守った。
学生や臨床研修医であっても、たとえ単なる見学者であっても、医療の現場にいる限り、立派なチーム医療の一員である。
彼らにしかできない役割を見つけ、思いきって任せてしまうこと。
人手の足りない臨床の現場で、効果的な教育を行なっていくための「役割」という重要なキーワードを再確認した。
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