本日のメインは「Cinemeducation」
Cinemeducation とは、映画やテレビ番組の一部を用いた医学教育方法で、Cinema+medical+educationを合わせた造語である。
Alexanderにより1994年に提唱されが、私が知る限り、日本で最もこのCinemeducationに入れ込んでいるのは当講座の葛西教授だと思う。
映画の一部のクリップを観て感じたことを言語化すること、他の人が言語化したことを聴くことで自分にはない視点を知ること。
これは、診療所を訪れる患者さんの日常生活全体のごく一部にあたる診察室での言動から、患者さんがどのように辛いのかを深く理解することを求められる、我々家庭医の日常診療に通じるところが多い。
本日のクリップは 「THIS IS IT (2009)」
個人的には、THIS IS IT を用いたCinemeducation体験は2度目だが、本作品は、何度観ても感情や感性に訴えかけるところが多く、感想を言語化しにくい映画である。
しかし、敢えて言語化することで、やはり自分では気付かなかった視点をあらためて知ることができた。
普段の仕事が妥協の連続の自分たち!
完成度を高めること。
頂点を極めること。
妥協がないこと。
こういったことをもう少し意識して、より達成感が得られる生き方をしていきたい。
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