2011年5月26日木曜日

もっとも大切なこと ~学生の地域医療実習~

おっと!!

まいど「オッぺケぺ~」ていうか「デレスケ」なので、昨日の投稿で、もっとも大切なことを書き忘れていました。

患者さんに臨床実習への協力の同意を得る時、

「学生さん 云々・・・」

と切り出すとほとんどの場合、

“えっ?”

一瞬、場が凍るというか、患者さん・ご家族に不安がよぎるという経験をします。

ここは大学病院ではないので、利用する側の患者さんやご家族に、“医学生がいるかも”という暗黙の了解が出来ていないので無理もありません。
勿論、院内掲示などで周知を心がけますが、なかなか難しいようです。
もともとベテランの先生方が多い医療機関なので、“研修医がいるかも”という暗黙の了解すら出来ていない状況ですから・・・

しかし、熱心な学生さん達が、私どもよりも丁寧かつ基本に忠実に医療面接を進めていくと・・・
患者さん・ご家族の表情がみるみるやわらかくなっていき、

「こんなにきちんと診てもらったもは初めてだ」

と、我々の立場なし!
という状況にもなり、

時に

「頑張って良いお医者さんになってくださいね」

などど、励ましの言葉をいただいたりもする。

そんな様子を見るにつけ、学生もまた「治療システムの一部として機能する」ために、それぞれの立場で責任を持って役割を見出していくことの重要性を実感することができる。

患者さん・ご家族の方々のご協力に深く感謝いたします。

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