2015年11月24日~25日にわたり、キューバの家庭医Niurka Taureaux Diaz先生(ハバナ医科大学准教授 家庭医療学講座主任)が、かしま病院を訪問してくださっています。
とてもフレンドリーに日本に馴染んで、クリニックかしまの診察室で模擬診察体験!
こんな開放的な雰囲気の中、今宵は実践家庭医塾です。
まず、今月いわきで地域医療を学んでいる臨床研修医からのプレゼン
時間の関係で、いつもよりもショートバージョンとなったが、ちゃんと学ぶべきことを学んでくれていたことを確認できてひと安心!
そして、本日のメインイベント
Niurka先生によるキューバのヘルスケアシステムについてのプレゼン。
社会資源としての医療者たちがどのように活動すれば、より質の高い医療システムが構築されるのか?
興味深くお話をうかがった。
医師の公的な義務年限は2年とのことで、時に外国での勤務も許されているし、中南米の各国でキューバの医師が活躍している。
割と自由に活動している様子だが、それでもなぜ成り立つのか?
国家予算における医療への優先度を高め、徹底して費用対効果を追究した管理が、いまのキューバのヘルスケアシステムを支えている。
コンサルトリオ、ポリクリニコ...地域の中で完結する医療。
キューバのヘルスケアシステムの1st.レベル(プライマリ・ケア)を支える家庭医の存在はやはり重要のようだ!
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