2013年2月16日土曜日

吹雪にも負けず!~第80回 FaMReF@喜多方~

2013216日(土)今日は月例のFaMReF
いつものようにサンシャインないわきを順調に出発。
青すぎるいわき

しかし、郡山の手前から吹雪に・・・
案の定、磐越道の磐梯熱海IC~会津若松IC間が閉鎖されてしまった。
白すぎる猪苗代


会津都市部の融雪システム
(もっと寒い地域だと単なる製氷機になってしまうだろう)


そんなこんなで、交通規制の網の目を掻い潜って喜多方に辿り着いた勇者らによるFaMReFが開幕した。

研究発表「プライマリ・ケアにおける診療科包括性に関する研究()
東京医科歯科大学4年 原萌さん
家庭医の診療の包括性を統計学的に証明しようという面白い試みに対し、活発な議論が取り交わされた。交絡因子が多くて他科診療所との単純な結論付けは難しいが、それでもやっぱり包括的なのね!ということが数字で見れるのはなんか嬉しい。
学生さんのチャレンジに敬意を表したい


Reflection of the Month「私、もう年だから・・・」
後期研修医2 年目 川名瞳先生
「十分長生きして、十分幸せだから・・・」と言いつつも、どこか寂しそうな高齢者との関わりを通した振り返りのプレゼン!
患者背景を深く深く理解することで、患者さんの言葉や雰囲気に共感できる。そんな体験に参加者一同も共感を覚えた様子。
“何かありそう”そんな信号を感知するアンテナを常にはっていたい。


台湾の家庭医療 廖育婉(Liao Yu-Wan)先生
日本同様にプライマリ・ケアの崩壊の危機に瀕している台湾の実情を教えていただいた。同じ様な境遇にある両国が、すでにある高齢社会をどう克服していくべきか?
継続的に方略を議論し、解決策を実践し続けていきたい。

あっちゃんの考える診断学 石井敦
非典型的な訴えや、非典型的経過に遭遇した時、適切なキーワードは何かを再検討することの重要性を学んだ。
特に「突発」には敏感に反応したいところ・・・

Cinemeducation 葛西龍樹教授
「レッドクリフ(2008)」
真のリーダーとは?
学習者中心の教育を取り入れた兵の統率。
問題の原因を意識した再発予防。
家庭医の診療・教育にも応用できそうな示唆に富む映画であった。
そんな議論が展開された! 

頑張った後は懇親ボーリング大会。
ボーリングなんて最後にいつやったか記憶にない。
医者になってから1回もやってなかったような気がする。
みんな似たようなもんで、非常に低レベルな争いで白熱しながら夜が更けていった・・・
それにしても、時速7キロ台でもストライクやスペアはとれるものなのですねぇ~

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