(家庭医療後期研修)レジデント募集!
背水の陣からの力強い復興
2011年3月11日午後2時46分、東日本大震災。福島第一原発事故の影響が続くまさに背水の陣の福島で、私たちは、地域住民と共に生き、地域医療を実践しながら「いま、地域に必要とされる医療とは何か?」見つめ直してきました。そして今「福島の家庭医として働く使命」「福島で家庭医を育てる必要性」を、深く、強く実感しています。私たちは、ふるさとの復興を信じてあきらめない地域の人たちと手に手を携え、復興へ向けて力強く歩み続けていきます。この歩みを加速させるためにも、全国から多くの皆さんが福島に来てくれることを心から願っています。
夢を共有し、実現する
私たちには、夢を共有し、実現するために、支え励まし合える多くの仲間がいます。また、全国そして世界中の同志が福島に惜しみないサポートをしてくれています。2012年3月には、Wonca前会長のChris van Weel教授が主任を務めるオランダRodboud大学Nijmegen医療センターPrimary and Community Care講座と当講座との間で学術的連携の合意が取り交わされました。英国家庭医学会前会長のRoger Neighbour氏が、2012年9月の日本プライマリ・ケア連合学会学術大会の後に、私たちの教育支援のために福島を訪問します。これらの支援に恵まれた私たちには、夢を実現するための限りない可能性とチャンスが与えられています。私たちは「福島の復興に役立ちたい」という数多くの支援を受け止めて、いまの福島に生きる家庭医だからこそ知ることができる地域住民の声を真摯に受け止め、いまの福島だからこそ創ることができる家庭医療を追究し発展させていきます。そして、背水の陣を好機に変えることができるように、私たちと一緒に夢を共有してくれる若き援軍を待っています。
<プログラム概要>
【研修期間】3年間【プログラム】前半2年間は中・大規模病院での各科ローテート研修、後半2年間は診療所・小規模病院の家庭医療研修。ハーフデイバック、TVカンファレンス、月1回のFamily Medicine Resident Forumでのディスカッションなどを通して、家庭医療をより深く学ぶ機会を提供しています。大学という特性を活かして、医学生の臨床教育、臨床研究への挑戦など様々な方向に発展させていくことが可能なプログラムです。また、一般的な疾病予防や慢性疾患の管理だけでなく、仮設住宅などの避難先で形成される新しいコミュニティのケア、社会不安に対する心理的影響への対策、放射線被曝に対する正しい知識の啓発など、福島県特有の健康問題への対応を学ぶことができます。
2013年度採用の第8期生を募集いたします。
募集期間:平成24年9月3日~12月20日
募集要項の詳細はこちら
http://www.fmu.ac.jp/home/anzen/kouki/04bosyu/index.html
<2012年度からの変更点>
研修期間が4年から3年へ!
研修期間が4年から3年へ!
・家庭医療学専門医コースが3年間に短縮することで 卒後5年で家庭医療学専門医資格取得が可能になります。
・更なる高いレベルのキャリア形成のために、研修修了後の1年間 以下のフェローシップを用意しています。
①家庭医療指導医養成フェローシップ
②在宅医療フェローシップ
③病院総合医フェローシップ
・研修修了後も、継続的に家庭医療学専門医資格取得のサポート(提出書類作成の援助、試験準備)をいたします。
その他、家庭医療学専門医取得後のフェローや、スタッフとして私たちと一緒に働きたいという方も大歓迎です。
まずは是非一度見学にいらしてください!
<お問い合わせ先>
〒960-1295 福島県福島市光が丘1番地
福島県立医科大学 医学部地域・家庭医療学講座
TEL:024-547-1516(直通) E-Mail:comfam@fmu.ac.jp 医局秘書(國分・玉木)
URL:http://www.comfam.jp
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