たかが幼稚園の保育発表会と なめてかかってはいけない。
郷ヶ丘幼稚園では、今時の子供、いや、大人にも欠けている「たくましく生きること」を教えてくれる。
例年であれば、1日中 野山を駆け回り、泥まみれになって 自然の中で遊び尽くす。
そうして心と体の基礎をつくっていく…
これは本来、あたり前のことではあるけれど、このことを本気で考えている幼稚園・保育園はとても貴重であり、そんな保育を実践している幼稚園がいわきにあることを誇りに思う。
今年度は郷ヶ丘幼稚園にとっても葛藤の1年となった。
子供たちに存分に外遊びさせたい。
でも放射能汚染のために出来ない…
それでも毎日室内でリズム体操を行い、可能な限りの保育を実践してくださった成果を観ることができた。
ブリッジ、コマ回し、走り縄跳び、御神楽踊りなどなど、ただの幼稚園児の仕業ではない!
ちなみに、郷ヶ丘幼稚園の保育発表会は、保護者らもただ指をくわえて観ていればよいのではない。
親も子供に負けじと参加して本気をみせる。
保護者にとっても体育会系なイベントなのである。
もちろん郷ヶ丘幼稚園ではただ体づくりばかりをしているだけではなく、発達心理学をもとに、お絵かきなどを通して年齢ごとに子供の発達を促進する保育が行われている。結果として勉強は教えない。けれど、そうして基礎つくりができた子供たちは学校にあがった後、砂漠に水が浸み込むように猛烈な集中力で勉強を吸収していく…
また、郷ヶ丘幼稚園では食育にも力を入れていて(このことが今年度この地で保育を続ける上で更なる苦悩を生んだのであろうが…)食材選びからトコトンこだわった採算どがえしの給食を提供してくださる。
園児の将来を本気で考えた保育を実践し、園児を全力で守ってくれる幼稚園。
超おススメである。
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