2011年7月11日月曜日

家庭医と緩和医療 ~第79回 いわき緩和医療研究会~

震災により延期になっていた第79回 いわき緩和医療研究会が本日開催されました。
あらゆる疾患領域を扱う家庭医は緩和医療に関わる機会が多いです。
トータルヘルスケアのマネージメント能力が問われるこの領域は、時に家庭医の腕の見せどころにもなると思います。
そんなわけで、今回はうちの後期研修医の診療経験を発表させていただきました。
家庭医として、患者さん、ご家族が望まれる医療を追い求めた結果、比較的苦痛の少ない終末期を過ごしていただけたと思われた2症例をお示しした。
その中で、在宅緩和医療における家庭医の役割に関する御意見や期待の声をいただいた。
他科の先生方や他職種の方々の視点が見えて、自分たちの活動や経験を広く知っていただくことの大切さを実感した。

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