2016年7月9日・10日の両日、福島県喜多方市 地域・家庭医療センター「ほっと☆きらり」を会場に、第2回 福島県立医科大学 地域・家庭医療学講座、北海道家庭医療学センター 合同FaMReFが開催されました。
札幌、旭川、上川などのラーメンの聖地を擁する舌の肥えた北海道の皆様を迎え撃つは喜多方(笑)
会期中、昼ラー、夜ラー、朝ラーからの~、2順目 昼ラーを制した強者もいたとかいないとか・・・
待望のオープニング
福島の葛西先生、北海道の草場先生、両チーフからのご挨拶
共通の起源を持ち、共通の目標に向かって日々学んでいる2団体の合同FaMReF
どんなレジデント・フォーラムになるのか? 期待に胸が膨らみます。
専攻医の研修の現場での疑問や臨床経験に基づく「振り返り」
フロアでは白熱のディスカッションが展開され、多くの示唆に富む助言やアイディアが飛び出します。
初対面同志の参加者も多い中なのに、すんなり居心地がいい感じ!
指導医レクチャー
福島からは中村光輝先生が、漢方について初学者にも分かりやすく咀嚼した解説をしてくれました。
みなさん、食いついていました。
北海道からは松井善典先生が、振り返りについて自ら振り返りながら振り返ってくださいました。(笑)
参加者の振り返りへの閾がさげられたものと期待できる内容でした。
さあ、初日の本番!
夜のFaMReF
家庭医は夜つくられるのであります。
深夜ラーできる貴重なお店です。
宴は丑三つ時まで続くのでした。
さあ、2日目も爽やかに目覚めたら、朝ラー&朝ランで筋肉増強に励むのであります。
新酒鑑評会6年連続金賞受賞の大和川酒造で、日本酒造りの奥深さを学びます。
家族看護のエキスパートから、プライマリ・ケアにおける混合研究法について学びました。
量的データと質的データの両者を統合し、両者の強みを活かす手法としての混合研究法は、今後発展していくことでしょう。
大トリは、葛西教授によるCinemeducation
映画「セッション」のクリップを観ながら、教育についてあらためて深く考える機会となりました。
FaMReFの後は、梅雨の晴れ間を楽しみながら、裏磐梯経由で檜原湖と磐梯山を眺めながら帰路につきました。
2日間を通して感じたことは、「仲間」の大切さです。
身近な仲間はもちろん大切です。
しかし、日ごろ滅多に出会えない人たちの中にも多くの仲間がいて、互いに支えあっている。
そんな仲間同士が出会ったときに、日ごろ得られないような高いレベルの深い学びや激しい化学反応や、言葉にできない感動が生まれる。
来年は室蘭での開催が決まりましたので、海を越えてぜひ参加しようと思います。